真実の霊能者 の商品レビュー
2021/09/19 読了 前半は霊体質の人への知識やアドバイス。要するに「波長導通の法則」を理解し、自分の心や行動を悪の方向に向けないこと。 霊体質の人への7つの注意点として、①反省、②好き嫌いが激しくないかのチェック、③不動心と自制心、④他人の想念を受けやすいことの理解、...
2021/09/19 読了 前半は霊体質の人への知識やアドバイス。要するに「波長導通の法則」を理解し、自分の心や行動を悪の方向に向けないこと。 霊体質の人への7つの注意点として、①反省、②好き嫌いが激しくないかのチェック、③不動心と自制心、④他人の想念を受けやすいことの理解、⑤レベルが上がると相手(悪い意味で)のレベルも大きくなる、⑥反対の考えを持つ大勢の中では苦しくなる、⑦自分の居るべき場所を注意(例えば、病院などは注意)。 地獄霊から身を守る方法として、①謙虚さ、②規則正しい生活、③現代の問題をよく勉強しておく(地獄には学校・学ぶ場所がないので)、④コツコツ勤勉な性質を身につける、⑤自分を超えた大いなるものと一体になる。などが紹介された。 結局、これらは「八正道」を裏から言ったもので、いずれも八正道をきちんと実践することにつきるように感じられた(本書以外にも、エクソシスト系や悪魔祓い系の書籍が最近見られるようになったが、読んでみると結局八正道を裏から表現しているように私には見える)。 後半は偉大なるマスターの条件。霊能者でもあるかもしれないが、宗教指導者向けのお話であった。トルストイやハンナアーレントの例を挙げながら、偉大なる目的と家庭とどちらをとるかという選択に迫られることなどが書かれていた。 最後の質問者は大川咲也加先生であり、「無私・無我」という高度な内容の質問である。「個人的な名誉や利得を捨て、自分自身を公のために使い切る」という隆法先生のお答え、これまさに仏教の中の仏教である。心に刻みたい。 (追伸)例えば松○清○の小説を読むと阿修羅に、また花街などを歩くと色情霊に取り憑かれやすくなる。霊感の強い人は、そのような場所や物にアクセスしないことも重要である。 「即身成仏」してミイラ化した僧侶の仏像がある。確かに衆生を救うためにあれだけ厳しい修行をした点は立派だが、何か気持ち悪いと以前から感じていたが、本書に、そのようなケースで餓鬼霊になっているパターンがあることが本書でわかった(その展示を見た人が直後に異常な程の食欲になった例があるそう)。 気をつけるに越したことはない。
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一貫して重要な点は謙虚さと、常に努力する姿勢。霊能力に頼らない実力が身につくくと霊能力に振り回されなくなる。
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