カンボジア孤児院ビジネス の商品レビュー
孤児院ビジネス、ボランツーリズムなど、衝撃的だった。ノンフィクションで、昔の話ではないところが怖ろしい。 教育を受けられる環境にいて、無知は悪。
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学生時代、カンボジアに「ボランティアをしに行く」という友人がおり、漠然とボランティア??言葉も通じないのに何を?と思っていた。この本を読んでそのような日本人が多くいることが分かった。やらない偽善よりやる偽善主義だけど、ボランティアしてる自分に酔っていると言われてもしょうがないよな...
学生時代、カンボジアに「ボランティアをしに行く」という友人がおり、漠然とボランティア??言葉も通じないのに何を?と思っていた。この本を読んでそのような日本人が多くいることが分かった。やらない偽善よりやる偽善主義だけど、ボランティアしてる自分に酔っていると言われてもしょうがないよなあと思った。(ボランティアに来ている日本人女子大生が『大変なのに、子どもたちは輝いている』と感想を言っているのに対し、センチメンタルな旅に酔いしれているようだと書かれていて笑ってしまった。) 筆者の言いたいことはすごく分かる(自己満ボランティアするな)が、少し見方が偏っているかなとも思った。少なからず善良な運営者、支援者もいると思うので。 しかし、子どもたちは見せ物じゃない!子どもたちをビジネスとし利用する人間もおかしいし何も考えず、ボランティア、支援する人間も共犯だというところには共感。毎日毎日知らない外国人が自分の住むところに来て、スキンシップをすることが子どもたちにとってよい教育なわけがない。 以下メモ •ボランティアとは、何か自分にスキルがあってそれを、指導したり教えたりすること日本の大学生が話せもしない英語を教えるのはちゃんちゃらおかしい •現在のカンボジアの孤児院に孤児はほとんどいない。 •貧困や田舎だからという理由で両親がいても孤児院に預けられている •孤児院ではなく貧困家庭に支援を •お金を得るために子どもを利用している悪質な 孤児院もある •子どもたちは恵まれないかわいそうな子を演じなければならない→勉強する時間をとられる 運営者から気に入られる←訪問者から好印象を受ける そのために笑顔を振りまく
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※このレビューにはネタバレを含みます
実際孤児ではない子が孤児として扱われ、ビジネスとして使用されている。 伝統舞踊を毎日披露する孤児院 子沢山で貧しい家庭の多いカンボジア人からすれば学校は行けるし3食あるし、日本人が遊びに来てくれる。
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