ミチルさん、今日も上機嫌 の商品レビュー

原田ひ香(著者)

2021/06/18

　45歳、バブル世代のミチルさんが主人公。ちやほやされていた時期が忘れられず七転八倒しながらも次第に現実に向き合っていくミチルさんに共感しつつ、周りの登場人物の暖かさにほっこり癒されながらとても楽しく読めた。

2020/10/03

45歳のミチルさん。バツイチ子無し、無職となりこれまでの人生、今後の人生を考える岐路に立っている。バブルの懐かしい頃、おいしい思いも沢山したけれどかといって自慢するわけでもなく現実もわきまえてチラシ配りというパートから再スタートする行動力はすごい。そこから新しい出会いもあり仕事を得ていく。ミチルさんはきっとこのまま楽しく生きていくような気がする。
あまり内容は深くないけれどバブルを生き抜いた1人の女性として実在していそうな身近な話だった。

2018/09/04

45才、バツイチ、彼氏とも別れた…
OL時代はバブルの全盛期で男たちにもチヤホヤされた。
そんな時代を今も引きずっている。
今は仕事を探すのも、面接には落とされ続けて全然決まらない。
それでやっと見つけた仕事をしながら、過去の男たちと会ってみたり。
しかし、それが良かったのか、少しずつ過去に諦めをつけ、現在に向かい進んでいけるように。
時代は流れてるんだなぁと思う。

2018.9.3

2018/07/07

45歳のバツイチ・ミチルは、職なし彼氏なしの人生崖っぷち。いつまで経ってもバブルが抜けない、この先不安だらけの彼女が行く道は？
最初は救いようのない人間に思えたミチルの徐々にみせる優しさに、いつの間にか応援せざるえなくなる。そして天職とは、いつどこで巡り合うかも分からない。人生は不思議だ。だから色んな人生を描く小説は面白い。

2018/04/05

過去があるから今があるのは確かだけど
過去にしがみつくって、なんにしても
あんまりいいことないんだろうな。

私は過去にしがみつくタイプの人間。
苦労話したって、今はなにも変わらないのに。
今日からやめてみようかな。
未来の話って楽しいし。