怪談 の商品レビュー
小池さんの作品は贅肉を読んでこの怪談で2冊目だが、贅肉が良かった分こちらは中々はまらずもやもやが残る感じで終わった
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ガチガチのホラーというよりは、日常に潜む不思議な体験、不気味な体験といった感じ。どちらかというと、恒川光太郎さん寄りのジャンルだと思う。 一つ一つの描写というか、言葉選びが私はいいなと思った。なんとなく、全ての話はどこかで繋がっているのか、はたまた無関係なのか分からない感じも、『...
ガチガチのホラーというよりは、日常に潜む不思議な体験、不気味な体験といった感じ。どちらかというと、恒川光太郎さん寄りのジャンルだと思う。 一つ一つの描写というか、言葉選びが私はいいなと思った。なんとなく、全ての話はどこかで繋がっているのか、はたまた無関係なのか分からない感じも、『怪談』全体の醸し出す朧げな雰囲気と一致しているように感じた。
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あちら側の世界とこちら側の世界はいつも、目に見えないところでつながっていて、そのつながっていることに気づくことができた人だけが、還ってきた人と再会を果たすことができる。 ちょっと怖いけど理解不能ではない、な。
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ストレートなタイトルだけど、収載された7編はちょっとひねってある……っていうか怖くない。「怪談」って怖いのではなく、怪しいのか。首を傾げてしまうような出来事は怖いとは限らない。特に「幸福の家」「同居人」「カーディガン」といった作品は、人と人のつながりにまつわる超常的な出来事が起こ...
ストレートなタイトルだけど、収載された7編はちょっとひねってある……っていうか怖くない。「怪談」って怖いのではなく、怪しいのか。首を傾げてしまうような出来事は怖いとは限らない。特に「幸福の家」「同居人」「カーディガン」といった作品は、人と人のつながりにまつわる超常的な出来事が起こっているんだけど、それが現実よりも居心地よく、ずっとハマっていたいようにさえ感じられる。
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生と死のあわいをたゆたうような話で、怖くて眠れないほどではないのだが、実際にあるかもという点では怖い。
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夜中に一人で読んでいると背中の辺りがちょっとぞくっと する、何気ない日常の中の異世界。 何気ない話だからこその湿った空気感と冷んやりした霊気 がやけにリアルで怖い。
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怖い感じではない。 次どうなるの?ハラハラ!はない。 なるほど感もない。 特に文章が美しいわけでもない。 トリビア的な個所もない。 少し湿ったような心理描写と事象が何となく進み、オチはない。 登場人物が好きじゃない。思いやりのなさや我の強さが皆からにじみ出ている気がする。 申し訳...
怖い感じではない。 次どうなるの?ハラハラ!はない。 なるほど感もない。 特に文章が美しいわけでもない。 トリビア的な個所もない。 少し湿ったような心理描写と事象が何となく進み、オチはない。 登場人物が好きじゃない。思いやりのなさや我の強さが皆からにじみ出ている気がする。 申し訳ないが私には合わなかった。
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小池真理子さんの「沈黙の人」が好きで、この本を手に取った。 文芸怪談というらしいが、この手の話はちょっと苦手で表面的にわかる気はするものの、共感ができず、特に夜寝る前や一人でいるときには手に取れなかったので、読了までに時間を要した。 また、解説を読むまで全く知らなかったが、この作...
小池真理子さんの「沈黙の人」が好きで、この本を手に取った。 文芸怪談というらしいが、この手の話はちょっと苦手で表面的にわかる気はするものの、共感ができず、特に夜寝る前や一人でいるときには手に取れなかったので、読了までに時間を要した。 また、解説を読むまで全く知らなかったが、この作家さんはこの道のすごい人らしい。自分の無知さが恥ずかしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前小池真理子がホラー作家だったころの作品も大好きだった。これもそう。 文章が美しく、丁寧で甘美。なのに人の心をほんの少しぞくっとさせる感じがほどよく怖い。本作は怖いだけでなく不思議な感じもする。また過去のホラー作品を読み返したくなった。
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