信頼される教師の叱り方 の商品レビュー
叱る指導というのは、今もこれからもかなり意識的に、丁寧に行う必要があると思う。 本書で紹介されているものの中には、現代の子には耐えられないのではないかと思うようなもの(ミニ反省文、周囲の子どもたちに意見を求めるなど)もある。 著者は実践家であり、力のある教師なのだと思う。本書で...
叱る指導というのは、今もこれからもかなり意識的に、丁寧に行う必要があると思う。 本書で紹介されているものの中には、現代の子には耐えられないのではないかと思うようなもの(ミニ反省文、周囲の子どもたちに意見を求めるなど)もある。 著者は実践家であり、力のある教師なのだと思う。本書で紹介されている実践を可能にする何か(ヒドゥンカリキュラム)をもっている人なのだと思う。つまり、この本に書かれていることを使える人とそうでない人がいるのではないだろうか。 必要なのは信頼関係を築くことであると言ってしまえば簡単だが、 ・ではどうやって信頼関係を築くのか? ・なぜその先生の指導が通るのか? 心を病む教師を減らすためにも、この辺りの研究をさはに進めていく必要があると思う。
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叱ることを愛情を持ってすること、自己満足や自分の気持ちのぶつけになってはいけないこと、子どもが大人になって1人でも生きていけるように力をつけさせてあげること…とか当たり前のことをしっかり当たり前に書いてあって良いです。内容読んでて「なんで?」「どうして?」と、思うところが結構あり...
叱ることを愛情を持ってすること、自己満足や自分の気持ちのぶつけになってはいけないこと、子どもが大人になって1人でも生きていけるように力をつけさせてあげること…とか当たり前のことをしっかり当たり前に書いてあって良いです。内容読んでて「なんで?」「どうして?」と、思うところが結構ありました。書かれた時代(2017)もあるのかもしれないですけど。時代も価値観も変わるので、取り入れられるところは取り入れて、いろいろ自分でももっと勉強して考えていかなくてはいけないなと思います。「こうあるといい」という方法は示されているけれど、大切なことは、どうなって欲しいのか、なぜ叱る行為をとるのかとかの目標を念頭に置いて臨機応変に対応ですね。
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