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コネクト(vol.3) の商品レビュー

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2017/09/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

前巻までは同人音楽制作をメインにした作品だと思って見ていたので、2巻ラストのあっさり即売会が成功してしまう描写に納得できなかったのだけど、3巻を読み認識を改める必要があるかもしれないと思った。 制作メンバーがトントン拍子で集り、音楽制作に必要な環境もすぐに揃い、更にプロとしての仕事すら舞い込んでしまう。あまりにご都合主義的な展開の連続に少し引いてしまった。けれど、3巻における和奏の音楽への熱意を見ているとむしろ2巻までの話は全て土台を作るためのプロローグで3巻から始まるチームによる音楽制作描写がメインなのかもしれないと考え直したら、するっとこれまでの描写を受け入れることが出来た。 今回は2つの依頼がスタードロップに託される。どちらもタイアップ作品の内容を知らない、触れたことがない状態での依頼。 一つ目ではアイドルアニメのキャラソンで加藤先輩が猛烈なまでのファンだったことでそこを入り口にキャラの魅力に触れていき、それまでの路線とは異なる新機軸で担当声優の感激を誘う 二つ目では製作中のアニメで取っ掛かりがない中、制作会議に参加しカントク達の熱意に触れることで自分の中でイメージを固めた和奏 どちらの依頼も和奏がその作品に夢中になっている人達を入り口に自身もその作品に魅了されていく。作品を好きになってから、作品の内容に寄り添うような楽曲を作っていることが充分に伝わってくる描写はとても素敵 ただ、今のところ和奏の活躍ばかり目立っている気がしないでもないから、今後は花音などの活躍も見たい所 恋愛描写では第一巻の時は藤尾がメインヒロインでそれに並び立つのが花音と認識していたけど、花音だけ順調にフラグ立ってる感じ?お宅訪問まで果たしてしまったし、既に秒読み段階に入っている印象すらあるけれど藤尾の逆転劇はあるのだろうか?

Posted byブクログ