真夏の雷管 の商品レビュー
北海道警察シリーズ。夏休み、爆発物を作るかもしれない青年を探す事件と、その青年と一緒に行動している少年を探す事件がからみあい、最後は少年と青年の互いを思う控えめな交流が印象に残る。キャラクター全員は活かせてない感がありましたが全員が主人公にはなれないから濃淡が出るのは仕方ない。
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北海道警察とJR北海道を走る列車を舞台に、事件が複雑に絡んでいく。 少年が起こした万引き事件、園芸店の盗難事件、最後は爆破事件へ。 テンポよく話が進んでいきますが、事件を起こした犯人の状や少年の環境、読後感はイマイチすっきりしない感じでした。
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相変わらずのチームワークの良さ。 バラバラに追っていた事件が線で繋がり、事件を阻止するところは流石だが、今回は何故か、ストーリーに入っていけなかった感がある。全体的に構成が固かった(物凄く抽象的だけど)気がするし、いつもの痛快なキレがなかったような。故にハラハラドキドキ感が感じら...
相変わらずのチームワークの良さ。 バラバラに追っていた事件が線で繋がり、事件を阻止するところは流石だが、今回は何故か、ストーリーに入っていけなかった感がある。全体的に構成が固かった(物凄く抽象的だけど)気がするし、いつもの痛快なキレがなかったような。故にハラハラドキドキ感が感じられず…、あ、もしかして大好きな津久井さんの活躍が少な目だったのが原因かな(笑)
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おなじみのキャラが登場するのでファンには嬉しい。札幌の地理を把握してるとより楽しめる。二方向からアプローチしてひとつに収斂していく描写は見事。犯人探しがいつもより早く終わり、時間との戦いになる新展開。
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北海道警察シリーズ。 JR北海道の企業体質も描かれており 鉄道の描写も本格的でよい。 でも、僕は鉄ちゃんではないので ここまでは逆に不要かな。
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工具や、硝安が別々に盗まれた。爆弾の材料だが、爆弾が作られるとはまだ判断できない。 JR北海道に尻尾切りされた男が浮上する。 やはり爆弾を作って実行しようとしている。 ではどこで、実行する気なのか。 ギリギリのところで阻止する
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シリーズで読んでいたらもう少し感情移入も出来たであろうけども 最後まで登場人物の性格が希薄なまま終わった。 ラストにどんでん返しもなくただただ読み終えましたっていう収束感
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園芸店での硝酸アンモニウム盗難。模型店での工具万引き。この二つを結びつけるJR爆破計画。犯人と少年を結びつける微妙な連帯感。二人の人生の背景を詳細に描くことで、お互いの結び付きに納得することが出来る。 徐々にチームが犯人の目的に近付く様も、なかなか面白いものが有った。 終盤まで十分楽しめていたのだが、まさかの少年自供(寝返り)と爆破寸前のコード切り。そして自暴自棄に陥ったはずである犯人の改心によるラストは、今一つと言わざるを得ないです。
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道警シリーズ好きだけど今回は・・・ というかだんだんつまらなくなってきてる キャラクターが皆だんだん強烈さをなくし個性が弱くなっている。 特に女警官の小島百合、子供から聴取もできなければその子供の親にもなめられても何もできない無能ぶり。以前のキレがない。 地道な捜査描写はしっかり...
道警シリーズ好きだけど今回は・・・ というかだんだんつまらなくなってきてる キャラクターが皆だんだん強烈さをなくし個性が弱くなっている。 特に女警官の小島百合、子供から聴取もできなければその子供の親にもなめられても何もできない無能ぶり。以前のキレがない。 地道な捜査描写はしっかりしてますがクライマックスでの爆弾を爆発1分以内にコードを切って止めるってもうありがちすぎて笑えるよ・・・ 佐伯の立ち位置もだいたい固定されたから完結していいんじゃないかな 次で完結させていいんじゃないかな
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佐々木譲さんらしい、読み応えのある警察小説。 舞台は佐々木さんお得意の北海道で、ページをめくる毎に、スリル・緊張感・期待感が盛り上がっていく。 本当に構成が上手な人だなぁ、と改めて思った。
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