希望のごはん の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「介護食の本」以上の価値がある一冊。美味しいものが好きで、そんな家族の介護をしなくてはならなくなった家族がきっと必ず直面する悩みを、著者は走りぬいていると感じました。日本の介護食の現状(遅れ)についても家族への愛情を持った目線で指摘されています。 冒頭の段階で「愛だけでそんなに介護食、作れるものかしら」と疑問を持ってしまったのですが、読み進めると本人の疲弊も細かい描写で書かれていて(ミキサーが乾く間がない!、朝作ったらすぐ昼の支度、腕が電動ドリルになっちゃうよ!などなど)、愛と葛藤があったからこそ出来たこと、本なのだと納得。読後感の良い本でした。
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介護食について書かれているので実用書なのかもしれないが,夫の闘病とともに介護食を作り上げる著者の想いが上質なエッセイになっている。
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たまたま死ぬ前の母と同じ呼び名で気になり 中身も小梨夫婦の私にはきになるものがあって読む。 ラブラブぶりは鼻につくけど、 死ぬ前少し飲み込みにくくなってしまった うちのくりこちゃんにも こんなおしゃれで美味しそうなもの 食べさせてあげたかったな。 コンビニで売られるほどにはならな...
たまたま死ぬ前の母と同じ呼び名で気になり 中身も小梨夫婦の私にはきになるものがあって読む。 ラブラブぶりは鼻につくけど、 死ぬ前少し飲み込みにくくなってしまった うちのくりこちゃんにも こんなおしゃれで美味しそうなもの 食べさせてあげたかったな。 コンビニで売られるほどにはならないかもしれないけど(コンビニも大変なんだから無理を言っちゃいけない) 冷凍でいくつかこういうのあっていいのになとは思う。
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