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りゅうおうのおしごと!(6) の商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2020/10/23

将棋から離れてもないが、勝負が少なめな6巻。奨励会のいいキャラが出てくる。あと、本因坊シューマイ先生がすごい。天衣へのお祝い駒では号泣。銀子が主役。

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2020/05/17

この巻では 将棋の神様なるものが題材となってるような気がしました。 その実態が分かったかと問われると微妙ですが、好きであることがやっぱり大事になってくるのかな… 盤や駒一つとっても綺麗に磨きあげたり神や魂を宿らせるように掘ったり…実際にもこんな感じなんだろうなと思わされました。 ...

この巻では 将棋の神様なるものが題材となってるような気がしました。 その実態が分かったかと問われると微妙ですが、好きであることがやっぱり大事になってくるのかな… 盤や駒一つとっても綺麗に磨きあげたり神や魂を宿らせるように掘ったり…実際にもこんな感じなんだろうなと思わされました。 姉弟子の苦悩が伝わってくる巻でもありました。可愛い。 あとがきでもウルっとくるのが凄いところだと思いました。

Posted byブクログ

2019/04/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

アニメからの続き、姉弟子の空銀子に焦点の当たった話。 藤井聡太の登場とアルファ碁などAIの台頭が、実際の将棋界にも相当の影響を与えているのが伺える巻だった。 生まれ持った才能の違いを暴力的なまでに味わい絶望するも、絶対的に届きたいものために、(たとえそれが自分という存在を摩耗させていくものだと分かっていても)手を伸ばし続けるという決意は美しいとまで感じるものであり、心に響いた。 才覚の無さを自覚し、頼れる神が死んだのだとしても、銀子にとって八一が唯一無二の神様だった、という在り方は少し羨ましさを感じた。

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2018/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆若手プロ棋士を描くライトノベルの秀作第6巻。待ち構えるのは、才なきことを自覚した少女が気付いてしまった真の恐怖。プロへの栄達の門を潜り抜けたことが生んだ慄きと震え。そんな心を奮い立たせられるのは己だけ◆ 才なきにも関わらず、名声を一身に浴びる存在となったとき、人はどう生きることが出来るのか?。幼き日には気がつかなかった、その才の無さを自覚した場合はどうか?。 そして、才なきことを自覚しながらも、才高き存在の跡を踏みたいと願うのは傲慢なのか?。 天賦の才の集団に囲まれながら、一層の高みへと進んだ空銀子が、真に自覚するのは、戦いの場での非才の悲哀。そして恐怖。 女性初の奨励会三段昇進は一見すると栄達の門である。しかし、その意味に気付いたことで生まれるのは、慄き、そして恐れである。それすら、自らの想い人に辿り付くための、ほんの通過点でしかないのに…。

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2018/04/21

アニメ放映分の続き。銀子視点の回も出てくるほどのピックアップ巻。アニメでは不遇のままに終わってしまったが、ようやく取り上げられた。不器用さがありありと描写され、一層愛おしく思えた第6巻。

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2017/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「将棋の神様」というキーワードから物語が展開されたこの巻、師匠の八一から弟子のあい・天衣へをそれぞれに盤・駒を贈るエピソードは感動的であったけれど、銀子vs創多戦後の銀子の絶望感が重かった。自分に三段の力がないと認識した上で銀子が臨むことになる三段リーグを地獄と表現した描写に確かな恐ろしさを感じて、このシリーズの中では読後感が一番重く残りました。次巻以降、救いがあるのか、また刊行を待ちます。

Posted byブクログ

2017/08/29

5巻で完結と思い込んでいて誠に作者には失礼なことをした。申し訳ないです。ちゃんと6巻も買いました。しっかりと時間をかけて取材しているだろうに、そして苦心して物語を組み立てているだろうに、読む方はあっという間。本当に申し訳ない気持ちです。 ところで、 銀子の一人称は初めてだよね。

Posted byブクログ

2017/07/25

相変わらず底知れない面白さと少年マンガ顔負けのアツさがある作品。主人公格のキャラを複数出ていることで、勝負だけでもなく娯楽だけでもない将棋界を描いているしと思う。

Posted byブクログ