私のことはほっといてください の商品レビュー
エッセイというより、コラムと言ったほうが良い位、1話1話が長めに構成されている一冊です。 「世界でもっとも遠い15歩」が一番好き。 ほとばしる妄想、溢れ出るユーモア、いつもの言い訳、脳内会話炸裂、といつも変わらぬ安定的な面白さが詰まっています。
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北大路さん四冊目。読める限りは全部読むんだろうなぁ。 これまではほぼほぼ日記という形式だったけれど、これはエッセイなので、1つの話題が比較的長めに続いている。 で、それが合うか合わないかは、相性があるよなぁ、と。
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疲れた夜眠る前に読んでは独りで大爆笑しました。特にお風呂に入るまでのは共感して爆笑し、お父様のテレビとの闘いに爆笑しました。人生に疲れきった時にまた拝読したいです。
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なんでもない日常。どこまでいってありふれた生活は変わらない。中には握手会などという非日常ビッグイベントもあるのだが、これまた何でもない普通の日常になっている。北海道の果てにあっても、どこまでいっても地続きな親近感がある。あり得ないほど強い先輩風が頬に心地よく冬の魅力を存分に楽しま...
なんでもない日常。どこまでいってありふれた生活は変わらない。中には握手会などという非日常ビッグイベントもあるのだが、これまた何でもない普通の日常になっている。北海道の果てにあっても、どこまでいっても地続きな親近感がある。あり得ないほど強い先輩風が頬に心地よく冬の魅力を存分に楽しませてもらった。
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私の笑いの感覚がズレているのか… 笑える箇所なんて思い返しても見つからない(笑) 素朴な日々の暮らしを独特の目線で、独創的に書かれているのは 本当にセンスがよくまとまっていて天才的ではある。
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私はこの本を電車で読んでいて、気づくと、普通に声出して笑っていました。 日常のちょっとしたこと(ちょっとした違和感)から、筆者の想像力は果てしなく広がり、もともとの事象から遠く離れた物語が進んでいく。 それは違和感の連続であり、「もしも」の仮定の連続であり、壮大なる「ボケ」だ...
私はこの本を電車で読んでいて、気づくと、普通に声出して笑っていました。 日常のちょっとしたこと(ちょっとした違和感)から、筆者の想像力は果てしなく広がり、もともとの事象から遠く離れた物語が進んでいく。 それは違和感の連続であり、「もしも」の仮定の連続であり、壮大なる「ボケ」だ。 筆者はそのフィクション(ボケ)に対して、自ら的確なツッコミも入れ(ボケツッコミ?)I、笑いに昇華している。 中々非凡な才能である。 河童の話が特にかわいらしく、物哀しく、良かったです。 それぞれの短編が一遍の小説になる要素を持っていると思うのですが、これがそのまま小説になって面白いかというとまたそれも違うと感じた。 それは、この本のストーリーの持つ面白さと、ある意味的確な説明が、「言葉では表せないモヤモヤした何か」を表す小説とで、ギャップがあるからなのではないか。 筆者が作るストーリーに何だかわからないカオスを追加するととんでもない小説ができるのではないかと思う。
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解説の宮下奈都さん「北大路さんの本の解説など野暮以外の何者でもない。解説できるようなら北大路さんの本じゃないとさえ思う。」その通り、説明できないけど、今回も笑ったり脱力したり楽しませてもらいました(解説は勿論面白かったです)。酔っ払いエピソードが減って来たのはちょっと寂しい。「人妻界の秘密」は、本当にそういうもんなのかしら。。衝撃。
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相変わらずの公子さん。この笑いのセンス、本当に非凡。なぜ公子さんのまわりは、こういうネタに溢れているのだろう。湯煎の発想はなかったなぁ。確かに湯煎。お父さんもなかなかのお人柄☆さすが公子さんのお父さん。タイムリーなテレビの放送に爆笑でした。そんな偶然ある?あるんだろうなぁ、公子さんだから。人前では読まれないことを強くおすすめして、ぜひもっと公子さんファンを増やしたいと思う♪公子さんの担当さんも大変そうに思うけれど、エッセイ読んでいたら、なんだか楽しそう。てかツワモノ。そうじゃなきゃ勤まらないんだろうな…笑
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すごく好きというわけではないのに、なんとなく気になって、出ると読んでしまうこのシリーズ。妄想エッセイなら断然しをんちゃんが好みで、これはなんか、どこがどうとうまく言えないが、ちょっと違う気がする。 だが、今回「あ、そうそう!私もそれはずーっと気になってた」と激しく同感したことが...
すごく好きというわけではないのに、なんとなく気になって、出ると読んでしまうこのシリーズ。妄想エッセイなら断然しをんちゃんが好みで、これはなんか、どこがどうとうまく言えないが、ちょっと違う気がする。 だが、今回「あ、そうそう!私もそれはずーっと気になってた」と激しく同感したことがあって、それは中島みゆき「悪女」の歌詞について。(もう三十年前の曲だって。北大路さんも「電卓で計算しなおした」と書いてたけど、ほんとにまあ、そんなに前なのか。)この曲のヒロインはなんで自分の部屋に帰らないのか?「マリコの部屋に電話」してるのはどんなシチュエーションなんだ?実に不思議である。名曲だけど。 他に笑ったのが、フェイスブックの「友達」というものについて痛烈に皮肉ったくだり。あれって本当にヘンだよ。
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読み物としては面白い。けれど、同時に呼んでいた本があまりに格調高く、こちらは別に読まなくてもいい内容かと思い、途中までで図書館に返却してしまいました。
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