うちの子は字が書けない コミックエッセイ の商品レビュー
知り合いにディスレクシアの疑いがある子がいて、借りてみました。1クラスに3人もその疑いがある子がいるそうなのに、現場ですらその障害の認知度は低い。もっともっと「誰もが学びやすい環境」を整えなくてはなりませんね。
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読み書き障害について、家族の視点で書かれた本です。話せて読めるのに書けないという大変さは、周囲に見えづらく理解されないだろうと思う。読み書き障害もいろんなタイプがあるので、もっと社会に(教育現場に)理解が進むといいと思う。知的には高いのに、文字が使えないというだけで教育に差が出て...
読み書き障害について、家族の視点で書かれた本です。話せて読めるのに書けないという大変さは、周囲に見えづらく理解されないだろうと思う。読み書き障害もいろんなタイプがあるので、もっと社会に(教育現場に)理解が進むといいと思う。知的には高いのに、文字が使えないというだけで教育に差が出てしまうのは、その人の才能を潰してしまいかねないと思うので。
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発達性ディスレクシアについて、分かり易くかつ適切に知ることができる一冊だと思う。漫画で描かれていることで、更に当時の状況や心境が伝わってくる点も良い。私自身も音読が苦手で、小学生の頃は国語の授業で順番に教科書を読む時間が大嫌いだった。当てられる順番から読む範囲を予測して、必死に読...
発達性ディスレクシアについて、分かり易くかつ適切に知ることができる一冊だと思う。漫画で描かれていることで、更に当時の状況や心境が伝わってくる点も良い。私自身も音読が苦手で、小学生の頃は国語の授業で順番に教科書を読む時間が大嫌いだった。当てられる順番から読む範囲を予測して、必死に読む準備をした記憶がある。障害のある子どもたちが、その特性ゆえに大変な思いをすることは少なからずあるだろう。しかし、決して自信を失って前に進めなくなるような環境にはならないように、そこは周りの大人が動かなければならないと思った。
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文字を読んだり書いたりすることができない障害というとトム・クルーズを思い出す。 発達性読み書き障害はあまり知られておらずただの勉強不足・理解不足と思われてしまう。 40人学級に3人の確率でいるらしいというのに驚いた。 思い返せば小学校の時などクラスにもいたかもしれない。 どの障...
文字を読んだり書いたりすることができない障害というとトム・クルーズを思い出す。 発達性読み書き障害はあまり知られておらずただの勉強不足・理解不足と思われてしまう。 40人学級に3人の確率でいるらしいというのに驚いた。 思い返せば小学校の時などクラスにもいたかもしれない。 どの障害もそうだろうが人によってできること・苦手なことは様々で、適切な訓練を受ければ上達したり、障害の特性や付き合い方を会得できるのだろう。 そして何より大切なのは周りの理解なのだろうなぁ。 全てを理解するのは難しくとも、そういう人がいる、ということを知るのは大切なことなのだろう。
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文字が読めない、書けない人がいること、それができないことの大変さ、気持ちを伝えてくれる本でした。 福祉の仕事をしているので、発達障害など、通常とは違うと言われてしまうお子さんや成人の方と関わることが多く、基礎的なことが書かれた本は何冊も読んできました。 基礎的な本も知識として...
文字が読めない、書けない人がいること、それができないことの大変さ、気持ちを伝えてくれる本でした。 福祉の仕事をしているので、発達障害など、通常とは違うと言われてしまうお子さんや成人の方と関わることが多く、基礎的なことが書かれた本は何冊も読んできました。 基礎的な本も知識として大切ですが、この本は「読み書き障害」の知識だけではなく、その障害と判定された人の気持ち・人生をありありと伝えてくれる貴重な本だと感じました。 当事者ではない私には、知識のみの専門書では気持ちを鮮明に理解することはどうしても限界があります。 知識だけが先行して、「障害」という名前を通して相手を分かった気になってしまう、なりそうなこともあります。 しかし、その「障害」の名前がついていることが、その相手のことをどれほど教えてくれるのか、どんなことが好きなのか、どんな人生を歩んできたのか、どんな生き方をしていきたいのか。 この本と続編で出てくる作者の方や当事者のお子さんたちは、そうしたことを改めて教えてくれたと思いました。 読み書き障害について知るには良書ですが、それだけではなく「障害」について考えさせてくれる本でした。
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人は自分を基準に考えるから、自分が「当たり前に出来る」ことが出来ないことに理解が及ばなかったりする。前世紀には「努力不足」「知能が低い(学習能力がない)」で片付けられていた範疇の人々に、遺伝的に決定されている「(読むのは普通にできても)字を書くことが恐ろしく困難」な人々が和文で7...
人は自分を基準に考えるから、自分が「当たり前に出来る」ことが出来ないことに理解が及ばなかったりする。前世紀には「努力不足」「知能が低い(学習能力がない)」で片付けられていた範疇の人々に、遺伝的に決定されている「(読むのは普通にできても)字を書くことが恐ろしく困難」な人々が和文で7%も居るとは。さいわい現在ではワープロ等の普及で社会人になると「字を手書き」ということはほとんどせずに住む社会となっている。/それにしても周辺の無理解は最大の障壁で親の「大学に行けるのでしょうか?」は本人をどれだけ苦しめるだろう。
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2020.3.7市立図書館 cakesの記事を読んで興味を持って借りた。小学校高学年で読み書き障害とわかった息子さんが中学高校でどのように障害とつきあいながら受験を乗り越えたりしたのかをまとめたコミック+母親である著者+監修した専門家の対談形式でコミックには盛り込みきれない話を。...
2020.3.7市立図書館 cakesの記事を読んで興味を持って借りた。小学校高学年で読み書き障害とわかった息子さんが中学高校でどのように障害とつきあいながら受験を乗り越えたりしたのかをまとめたコミック+母親である著者+監修した専門家の対談形式でコミックには盛り込みきれない話を。 わがやの3人の子どもに思い当たるフシがあるわけじゃないけれど、仕事でであう留学生の中に配慮を必要とする人がいたり、そういう申告(自覚)はないながらもうたがわしいケースがなくはないので勉強しておこうと思って手に取った。 法律の整備で「合理的配慮」を求められるようになったと言っても、ディスクレシアに限らず、日本の学校や社会の強い横並び意識や規範意識の中では、障害や個性によるニーズに対応してもらうのは簡単ではなく、「特別扱い」「えこひいき」「悪目立ち」などを嫌う子どもたちにとっては特に難しいのだということが改めてよく分かる。また、ディスクレシアに関していえば、この障害に関する知識がまだじゅうぶん広まっていないため、教師や親に気がついてもらえずに困っている子どもも多そうだし、運よく気がついてくれる大人がいても、診断や療育の場が通える範囲にないことが多かったり、学校側が配慮の必要性に無理解だったりという壁が何枚もある状態なので、この本が当事者以外(とくに教育関係者)にももっと読まれてほしいと切に思う。 (ちなみに、借りてきて食卓においておいたら中高生の娘たちは漫画部分を全部読んだ模様、夫もぱらっと中身をみていたのはよかった)
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教育で役立つやろなと思って空きコマにとった他学部の授業で紹介された本。 LDは知ってた。でも発達性読み書き障害って名前なのも、適切に練習すればひらがなとカタカナは絶対覚えられることも知らなかった。 他のことはできるのに、、って障害が顕著にわからない知られてないからこそ、将来担...
教育で役立つやろなと思って空きコマにとった他学部の授業で紹介された本。 LDは知ってた。でも発達性読み書き障害って名前なのも、適切に練習すればひらがなとカタカナは絶対覚えられることも知らなかった。 他のことはできるのに、、って障害が顕著にわからない知られてないからこそ、将来担任になった時気付いたり支援の仕方知ってたら絶対にその子の支えになると思う。 この本出した理由は知ってもらいたいからみたいなん書いてて、すごくよくわかりました!ありがとうございます!とても努力されたことが伝わりました…って思った。 今の私は人にはできないこともあるという事を知っているけど、小学生はちゃんと説明しないとわからないから責めたりしちゃうと思う。私も小学生の時はできない子になんで?って思ったりしてたから。ちゃんと説明して、障害有る無しに関わらず、苦しまずにみんな過ごせる教室作れたらいいなあなんて思ってる。
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読み書きだけに障害がある子供のお母さんがかいたコミックエッセイ。 学習障害はわりと気づかれにくい。 問題を起こす子は勉強ができなくても当たり前だと思われる。 大人しくて問題を起こさないこはスルーされる。 息子さんの場合は勉強ができない「だけ」の子だから、6年生になるまでそれが...
読み書きだけに障害がある子供のお母さんがかいたコミックエッセイ。 学習障害はわりと気づかれにくい。 問題を起こす子は勉強ができなくても当たり前だと思われる。 大人しくて問題を起こさないこはスルーされる。 息子さんの場合は勉強ができない「だけ」の子だから、6年生になるまでそれがどれだけ大きな問題なのか気づかれて来なかった。 それでも子供のうちに気付けて、ラッキーなほうだけど。 なんかこう、静かに自傷する女の子とか、緘黙とか、そういうのと同じ問題なんだと思う。 文句を言わずに周縁にいっちゃう、気づかれないまま自尊心をゴリゴリ削られていく感じ。 幕間の対談で先生が、勉強できないかとを家庭で責められてない子は明るいって話をしててなんかつらい。 あとおまけ漫画でさらっと、きょうだい児な妹ちゃんとの話があって、いいおうちなんだなって思った。 まだ途中までしか読んでないけど、色んな人に知って欲しい。 当たり前だと思われていることが当たり前にできないのって、ほんとしんどい。 できない人もいるんだって知るだけで、できる人もできない人も楽になるはずだ。 本筋と関係ないけど、今の子も左利きを矯正されるの?まじかー。 あとお父さんが過労死しそうで怖い。
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仕事柄読んだけれど、読んでよかった。知らないのと知っているのでは全然違うと思う。マンガだからとても読みやすい。
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