奈落の偶像 の商品レビュー

麻見和史(著者)

2024/03/19

被害者たちに同情の余地なし。
犯人には同情してしまう。
うーん、でもなぁ。なんかなぁ。
塔子の成長は目まぐるしいし、良いんだけど図書館で借りて一気にシリーズを読んでるせいか飽きてきた。

2021/06/01

塔子の成長が早いですね。鷹野さんと河村さんのやりとりもお決まりのようになってきました。

安定した分析班のストーリーで、楽しく読めました。被害者に全くの同情の余地がないのも珍しいですが。

2019/10/10

銀座のブティックのショーウィンドウに男性の首吊り死体が発見され、塔子達十一係が担当となる。捜査開始直後に拉致事件が発生。犯人は同一人物のようで…。今回男性の身元が判るきっかけを見つけたりと塔子が捜査員としてさらに成長。周りからの信頼も獲得出来てきている。事件の謎は今までに比べると小粒かなー。でもちょっとしたやり取りや関係なさそうな物が後で鍵になっていて手堅い。犯罪の動機がとても悲しくていやもういいよ捕まらなくて！なんだけどそういう訳にはいかないし辛い。あと河上さんのアピール、今後爆発しそうでちょっと不安。

2019/03/25

犯人に同情しちゃけないけれど、被害者達が最悪すぎてどうにも後味が悪かった。ただ犯人が徹底的に復讐したい気持ちは分かりました。塔子がずいぶん成長して、周りからの風当たりも多少柔らかくなり、認められている様子がこちらとしても嬉しかった。多分、塔子は恋愛に関してはかなり鈍感。このままモヤモヤと続くのか、何かの拍子に一部恋愛路線に入るのか、そちらも楽しみになってきました。

2019/02/06

警視庁捜査一課十一係シリーズ、9作目。

前作の子供が出てきた事件と比べると、分析班らしい分析が出来ていて、シリーズらしさが出ていた内容だったと思う。銀座界隈の狭い地域が舞台となっているので、その辺に詳しい人はより楽しめるかも。

2018/04/21

あらすじ
銀座のブティックで、ショーウィンドウに吊された男性の遺体が発見される。靴下に入れた黒いアルミホイルなどから、演劇関係者だとわかる。同時にブティックからは、マネキンが盗まれていた。それは、人間から型を取った、リアルで美しいものだったらしい。さらに続けて、男性が拉致され、その様子が録音されたボイスレコーダーが捨てられていた。

いつもの安定感に、今回は銀座っていう要素が加わって楽しさが増した。事件だけど。このシリーズって、普通の人の様子も丁寧に書かれているから、地域ごとの生活感や特徴なんかもうまく取り込めるのかな。小劇場のネタも面白かったなー。１１係がどんどん力をつけてきて、それによって関わるメンバーも増えてきた。今回は刑事部長の吉富とか、ＳＩＴの人とか。これからも楽しみ。

2017/12/11

好きなシリーズです。
塔子がだんだん活躍度が増してきて楽しみだけど、
あまり出来るようになると鷹野とのコンビが無くなってしまうのではないかと心配もあります。
この作品は銀座が舞台。
お店の名は違えていても銀座の通りを思い浮かべながら楽しめました。

2017/11/30

11月-11。3.0点。
殺人分析班シリーズ。
アパレルショップのショーウィンドーに、男性死体。
その後は、連続拉致監禁。タイムリミットまでに見つけなければ、監禁男性は死ぬとの脅迫。
リアルなマネキンが盗まれ、謎の連続監禁事件に。

安定した面白さ。
主人公の恋愛に対する鈍感さには、あきれるな。
次作も期待。

2017/11/09

女性ならではの着眼点は十分発揮してるし、凄惨な事件にも
犯人の行ったことを「総括」する分析力は、むしろ秀逸！

2017/08/07

シリーズ累計40万部突破！　人気警察ミステリ最新作
ショーウインドーに飾られた遺体。
絶体絶命の劇場型犯罪、開幕！