ジブリアニメで哲学する の商品レビュー

小川仁志(著者)

2022/01/23

はじめにーなぜジブリアニメで哲学するといいのか？
第1章『風の谷のナウシカ』で哲学する
「風」とはなにか？
「虫」とはなにか？
「腐敗」とはなにか？
「谷」とはなにか？
「自然」とはなにか？
第２章『天空の城ラピュタ』で哲学する
「石」とはなにか？
「浮遊」とはなにか？
「呪文」とはなにか？
「ロボット兵」とはなにか？
「天空」とはなにか？
第３章『となりのトトロ』で哲学する
「森」とはなにか？
「となり」とはなにか？
「傘」とはなにか？
「バス」とはなにか？
「姉妹」とはなにか？
第４章『魔女の宅急便』で哲学する
「魔女」とはなにか？
「宅配便」とはなにか？
「知らない町」とはなにか？
「ラジオ」とはなにか？
「親」とはなにか？
第５章『紅の豚』で哲学する
「豚」とはなにか？
「イタリア」とはなにか？
「赤」とはなにか？
「恋」とはなにか？
「勝負」とはなにか？
第６章『もののけ姫』で哲学する
「もののけ」とはなにか？
「水」とはなにか？
「腕」とはなにか？
「鉄」とはなにか？
「女性」とはなにか？
第７章『千と千尋の神隠し』で哲学する
「神」とはなにか？
「忘却」とはなにか？
「風呂」とはなにか？
「欲望」とはなにか？
「働く」とはなにか？
第８章『ハウルの動く城』で哲学する
「城」とはなにか？
「帽子」とはなにか？
「動く」とはなにか？
「魔法」とはなにか？
「流れ星」とはなにか？
第9章『崖の上のポニョ』で哲学する
「災害」とはなにか？
「海」とはなにか？
「子ども」とはなにか？
「初恋」とはなにか？
「人魚」とはなにか？
第１０章『風立ちぬ』で哲学する
「飛行機」とはなにか？
「戦争」とはなにか？
「タバコ」とはなにか？
「夢」とはなにか？
「死」とはなにか？
おわりにー何度でも書きたい本

2022/01/20

なかなか！
でもまだ入口っぽい。
小川先生、もしこれをもう一度書かれたら
たぶん手が止まらないのでは

2021/11/25

ジブリのことをもっと詳しく知りたいと思って読みました。
内容は哲学というよりも解説書という感じでした。
作品の｢どうしてこうなんだろう？｣というもやもやを現代と結びつけて考えるのは面白かったです。

2021/11/20

しばらく読み進めてみて、読み方を間違えていたことに気づき、改めて「はじめに」を読み返した。
これはジブリアニメの各作品に出てくるキー（ラピュタの「石」とは？トトロの「となり」とは？など）に対し、作品内の位置付けから日常での振る舞いを含めどういう意味づけができるかを考えてみること。著者の話の流れと自分の考えが異なっていても決して間違いではなく、また著者の考えを見てそういう考え方もあるのか、と気づきも得られる。（薄い割に時間のかかる本でした笑）
279冊目読了。

2021/11/02

哲学者がジブリアニメを題材に哲学していく本。正直私は哲学がどういうものだかわかっていませんが、そのシーンやそのテーマで物事を考えるっていうことが楽しいことはわかります。

ただ哲学ではなくてアニメの解説（裏事情？）を知ってしまっているものはそれは違うんじゃないかと思ってしまって残念でした。

2021/09/03

ジブリアニメは、映画で何度か観たことがありましたが、今まで気にしたことがない視点などを知れて楽しく読めました。

製作者の方が、どのようなテーマが好きかなどを知ってみると新しい発見ができるようになるのかなと思いました。

2021/08/25

ジブリアニメから読み取る哲学。
現代の問題や人々の理想を描写から読み取ることができた。
とても面白かったです。

2021/03/19

娘たちと何度も見ていた数々のシーンが思い出され、楽しかった。やはり、千とリン、キキとウルスラのやり取りが印象に残っています。成長期の女子とちょっと年上のおねえさんとの会話、哲学です。

2021/01/03

いくつかのジブリ作品を題材に、哲学していくという本です。一節ごとに歌詞や呼びかけに出てきそうな、まとめ(答え？)がつきます。

本として読むには少し物足りなさがありますが、まとめの部分を学芸会などで、歌の合間に来る学生の呼びかけ風に心の中で読むと妙にしっくりきます。

この感想は私が哲学がなんたるかを知らないことが原因かもなので、多くの人に読んでいただき、感想を共有したいなあと思います。

語り口調は穏やかなので、小中学生の読書感想文用に丁度良いかもしれません。

2020/12/30

映画の"考察"をジブリで書いてみた、と言った内容。考察を読むこと自体は好きなのだが、著者の考察が、物事を一般化したな、と思ったら個人の主観になることも多く、少し違和感を感じることが多かった。
そのまま何も考えずに読んでしまうと本当にすぐ終わってしまうので、タイトルを見た後に少しだけ自分の頭で考えると楽しく読める。