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よくわかる医薬品株 の商品レビュー

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2016/06/01

医薬品に関連した仕事をしていますが、株という観点もですが各企業の状況や海外の医薬品事情などが俯瞰的に記載されていてよくまとまっており参考になりました。 また、普段あまり気にしない点、例えば買収されやすい企業の条件(スペシャリティを持っていてキャッシュがたくさんある=買収費用を買収...

医薬品に関連した仕事をしていますが、株という観点もですが各企業の状況や海外の医薬品事情などが俯瞰的に記載されていてよくまとまっており参考になりました。 また、普段あまり気にしない点、例えば買収されやすい企業の条件(スペシャリティを持っていてキャッシュがたくさんある=買収費用を買収元のキャッシュから支払えるから。例えば参天)についてはな~るほど~と目から鱗でした。 医薬品業界はこれから政府目標であるジェネリック比率80%という無謀ともいえるチャレンジ、長期収載品への更なる逆風の中でこれまでのドル箱で開発がしやすかった生活習慣病治療薬の開発が一巡し、アルツハイマーなど成功確率の読めないアンメットニーズに応えていく必要があり、企業としては安定収益を確保(AGも一つの手段かな)しつつイノベーションを起こすためリスクを負っていかないといけないのではと思います。そういう意味で医薬品株がディフェンシブとはとてもいえないのではないかなぁと思っていたり。ここ最近のゲームチェンジャーである新規作用機序薬(免疫チェックポイント阻害剤、C型肝炎治療薬など)にも注目ですね。

Posted byブクログ