グリムのむかしばなし(1) の商品レビュー
『ヘンゼルと…』は育児放棄&未成年誘拐の話だが、「自分たちで生きていくようにさせるしかない」とアメリカらしい自助努力に解釈し、夫が泣いてばかりなので妻は荷物をまとめて出ていってしまう…最後は、魔女の財産を奪って、途中で助けた白鳥に乗って帰ってくる/『ネコとネズミが一緒に暮らせば』...
『ヘンゼルと…』は育児放棄&未成年誘拐の話だが、「自分たちで生きていくようにさせるしかない」とアメリカらしい自助努力に解釈し、夫が泣いてばかりなので妻は荷物をまとめて出ていってしまう…最後は、魔女の財産を奪って、途中で助けた白鳥に乗って帰ってくる/『ネコとネズミが一緒に暮らせば』暴君的父親の言いなりになる崩壊家族/『かえるの王子』国王の父は「約束は守らねばならない」/『なまくらハインツ』三年寝太郎/『やせのリーゼル』は想像上の遺失利益に立腹して夫にDV/『シンデレラ』はハシバミの小枝が万能アイテム。馬車が不要/『六人の家来』大食い、寒がり…危険な眼差しという最終兵器
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短編の話を読んでくれたら…と、小4娘にグリムから借りてみました…が、読書の習慣のない娘にはハードでした…残念。
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- ネタバレ
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世界の名作もちょこちょこと読み始めてる娘。これは漢字も多いので読み聞かせ用です。かぼちゃの馬車も、ガラスの靴も出てこないシンデレラに娘は「えー!!!!」という感想。私もです。日本にしても、世界にしても、むかしばなし、はちゃんと読むと痛い描写が多くて、読後ちょっと辛い。(6歳)
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6人の家来が面白かった。それぞれの能力があって、すごいとおもった。1人選べるとしたら、遠くが見える家来が良い。なぜならば、どこで何が起きているか知りたいから。
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すごくおもしろかった。「六人の家来」で、だれをけらいにするかきかれたら、ふとっちょやろうがいい。つよいから。(小1)
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ガアグによる昔話は、一話一冊で4冊ほど出版されていたと思うが、これはグリムだけをまとめたもの。訳は松岡享子さん。松岡さんだとなると、ストーリーテリングのテキストとして見てしまうかもしれないけれど、これは子どもが読んで楽しむ本としてとらえてほしい。 ディズニーではないシンデレラを味...
ガアグによる昔話は、一話一冊で4冊ほど出版されていたと思うが、これはグリムだけをまとめたもの。訳は松岡享子さん。松岡さんだとなると、ストーリーテリングのテキストとして見てしまうかもしれないけれど、これは子どもが読んで楽しむ本としてとらえてほしい。 ディズニーではないシンデレラを味わってほしい。
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