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デイ・トリッパー の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/09/16

タイムマシンとのことでタイムパラドクスの問題がありましたが,今作は皆幸せなパラレルワールドに落ち着きましたね. 時間を司る神,元の世界に引き戻そうとする風辺りでクロノスジョウンターのクロノスや過去から引っ張り出される感じの表現を思い出しました. そしておなじみの機敷埜風天さん.

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2019/05/03

死に別れた夫を忘れられず泣き暮らす妻に、「もう一度会わせてあげる」と謎の女が近づく。その方法とは“心だけのタイムトリップ”。過去の自分に戻るということ。生きている夫と再会した妻は、女の忠告を無視して過去を変えてしまう……。 というストーリーなのだが、展開があまりにもベタで途中で投...

死に別れた夫を忘れられず泣き暮らす妻に、「もう一度会わせてあげる」と謎の女が近づく。その方法とは“心だけのタイムトリップ”。過去の自分に戻るということ。生きている夫と再会した妻は、女の忠告を無視して過去を変えてしまう……。 というストーリーなのだが、展開があまりにもベタで途中で投げ出したくなった。中盤を過ぎたあたりからは、今度は設定の齟齬が気になりだした。最終的にはタイム・パラドックスは起きない=新たな世界が発生するという、今のぼくが一番支持している説に収斂するのだが、そうすると何度も過去を変えている博士が元の世界に戻っているのが解せない。まあ、カジシンのSFだから、雰囲気だけを楽しめばいいのかもしれない。

Posted byブクログ

2017/11/10

私の好きなタイムトラベルもの。 但しタイムパアラドックッスを避ける為に精神だけが過去の自分の肉体に憑依するという最近流行のスタイル。 その割にはタイムパラドックス発生しまくりで、結局ドタバタSFロマンスになっている。 そう、SF小説としては無理がある。だってハッピーエンドにするた...

私の好きなタイムトラベルもの。 但しタイムパアラドックッスを避ける為に精神だけが過去の自分の肉体に憑依するという最近流行のスタイル。 その割にはタイムパラドックス発生しまくりで、結局ドタバタSFロマンスになっている。 そう、SF小説としては無理がある。だってハッピーエンドにするために主人公がありとあらゆる技を試す。 行くはずのない温泉旅行に行き、出来なかった子供を作ろうとし、精神だけ現在に帰ってしまった時の為に自分宛に手紙を書く。 もう見苦しいほどあがく。時間の風が吹いて歴史を改変することを阻止する力が発生すると言いつつ、平気で並列世界も存在する。 もう無茶苦茶です。何もかも主人公がハッピーエンドになる為なんだけど。マジメに読んではあきません。軽い軽~い読み物でした。

Posted byブクログ

2017/09/27

旦那さんを突然の病気で亡くしたばかりの主人公がある人物の助けを得て、心だけ過去に送る機械を使いもう一度旦那さんに会いに行くお話。 面白かったです。ただ、主人公があまり時間物のことを理解してないんですよね。それで読んでて疑問に思ったところなんかに主人公が気付かないので結構適当になっ...

旦那さんを突然の病気で亡くしたばかりの主人公がある人物の助けを得て、心だけ過去に送る機械を使いもう一度旦那さんに会いに行くお話。 面白かったです。ただ、主人公があまり時間物のことを理解してないんですよね。それで読んでて疑問に思ったところなんかに主人公が気付かないので結構適当になってる気がします。 この方のお話はハッピーエンドが多いのでどうなるかなと思っていたのですが、ちゃんとハッピーエンドで良かったです。 ただ、最後の方での説明と結果が矛盾しているというか、どうなっているのかなーと思う部分は多々ありました。SF的に時間軸がどーのというよりはあまり考えずに楽しむ物語かなと。でないとおかしくなりそうな部分が多いので。 また主人公がちょっと自分勝手というか、へりくつ使ってでも自分に都合良くしすぎだなと思いました。

Posted byブクログ

2017/07/22

最近出始めた精神的なタイムトラベルですが、肉体的タイムトラベルは科学的・論理的に既に実現性が無理で袋小路に入っておりアイディア的に出尽くした感がある中、安易な設定をしやすいためかSFとしての面白さが削がれている。 パラレルワールドを精神的に渡り歩くということは、自分の思い通りの世...

最近出始めた精神的なタイムトラベルですが、肉体的タイムトラベルは科学的・論理的に既に実現性が無理で袋小路に入っておりアイディア的に出尽くした感がある中、安易な設定をしやすいためかSFとしての面白さが削がれている。 パラレルワールドを精神的に渡り歩くということは、自分の思い通りの世界になるまで人生を繰り返すのだから、そのうち自分の欲求は増大し、それを満たすためにいくらでも精神的な時間旅行を行うことになるといった無限ループに陥るのではないかと危惧する。一面では、エマノンに通じるところもある。 自分が捨てたパラレルワールドが自然消滅してくれれば良いのだが、もしそれが現存するのであれば、数に限りのないそれらの世界に存在している自分は不幸のまま人生を終わるのは本当に忍びない。 ちょっと今回は大甘でしたね。

Posted byブクログ

2017/07/06

機敷埜風天はマッドでシニカルなやつだと思ってたので、彼が出てきてこう終わるのかとびっくりした。!(^^)!

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