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明治ガールズ の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2023/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちゃたさんの感想を見て読んだ本! 明治初めの富岡製糸場が舞台の少女たちの青春物語 富岡製糸場、名前は聞いたことがあるが 行ってみたくなった 主人公の英が密かに恋心を抱く使用人の幸次郎への想い 身分違いで実らぬ恋だったが、身分制度が変わり結婚も許される仲に 幸次郎も英を想ってた… もう、二人がどうなるのか気になってしまい それを知るために、他を飛ばしてそこだけ先に読んじゃった 母親も英の気持ちに気づいたが避けようとしてたり 英は親から縁談を持ち掛けられ、その縁談を断るために 故郷を離れ、人が集まらない富岡製糸場に行くと決断 そこで婚約者の姉と一緒になり 恋愛も相談し好きな人と一緒になれと言われたが 富岡製糸場での生活が自分をかえ 好きな人を選ばなかった… 婚約者とどうなったかは書いてなかったが… 少し意地悪な幼馴染の計らいなど微笑ましいお話でした

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2022/05/13

国に新しい産業を興すため富岡製糸場で働く少女達の奮闘記。 ティーンズ向けの本かもだけど、出てくる女の子達が時々すごく大人びた考え方をして、大人でも「働く」という意義を考えられる良書でした!

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2022/04/20

「富岡製糸場」を舞台に繰り広げられる青春小説。 こちら映像化して欲しい素敵な作品でした。 正直もっと読んでいたかったなぁ。 女性が社会で活躍するなんて想像も出来ない。親の決めた相手に嫁ぐのが当たり前だった時代。 「フランスの製糸技術を学び故郷に広める」という役割を担った少女たち...

「富岡製糸場」を舞台に繰り広げられる青春小説。 こちら映像化して欲しい素敵な作品でした。 正直もっと読んでいたかったなぁ。 女性が社会で活躍するなんて想像も出来ない。親の決めた相手に嫁ぐのが当たり前だった時代。 「フランスの製糸技術を学び故郷に広める」という役割を担った少女たちが故郷を離れ寝食を共にし、学び、働く姿が描かれています。 異国の文化に目を白黒させながらも、フランス人上司にあこがれを抱く少女。初賃金の喜び。育まれる友情、絆、身分違いの恋。他藩への対抗心。 いろんな経験を経て成長していく姿が眩しかった。 読みながら新たな時代の始まりを感じたし、その背景に多くの女性の活躍があったことにも感動しました。 切ない部分もあったけど、使命感をもって期待に応えようとする主人公の姿が潔く格好良かったです。スッと背筋が伸びる思いでした。 静かだけど熱い、そんな余韻を感じた。

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2021/07/29

実際はもっともっと辛かっただろうに綺麗事に書かれている。でもメインは青春物語。ラストはその決断で良かったのだ。そして彼とは結婚できるという幸せな結末が見える。

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2021/05/13

面白かった。 仕事を通して、恋を通して成長していく少女の物語。キラキラしてて、ちょっとほろ苦くて、ほんとに「ザ・青春物語」です。 だからこそ、なんだか物足りない。 もっと掘り下げてほしい。 富岡製糸場に行く前の少女時代のこと。 富岡製糸場でともに働く少女たちとの絆や、衝突、もど...

面白かった。 仕事を通して、恋を通して成長していく少女の物語。キラキラしてて、ちょっとほろ苦くて、ほんとに「ザ・青春物語」です。 だからこそ、なんだか物足りない。 もっと掘り下げてほしい。 富岡製糸場に行く前の少女時代のこと。 富岡製糸場でともに働く少女たちとの絆や、衝突、もどかしさや、友情。 働くということに対する気持ちや考え。 さらに、身分の垣根を超えることができるようになった明治という時代ならではの恋愛模様。 全部、すごく面白い。 主人公の周りの人物もとても魅力的。 もっと読みたい! なんなら上・中・下で、主人公の成長をもっと丁寧に書いてほしい。 富岡製糸場から故郷へ帰ったあとのお話も読んでみたい。 朝ドラとかにしたらすごく面白いだろうなぁ。

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2018/08/20

元信州の松代藩の中級武士で数馬の二女、横田英(えい)の物語。 英は15歳になって、縁談が持ちあがった。しかし、英は使用人で4つ年上の幸次郎が気になっていて結婚はしたくない。一方、明治の世の中になって今は区長をしている父の数馬は、富岡製糸場の女工集めに奔走していた。しかし、富岡製糸...

元信州の松代藩の中級武士で数馬の二女、横田英(えい)の物語。 英は15歳になって、縁談が持ちあがった。しかし、英は使用人で4つ年上の幸次郎が気になっていて結婚はしたくない。一方、明治の世の中になって今は区長をしている父の数馬は、富岡製糸場の女工集めに奔走していた。しかし、富岡製糸場の異人技師たちが、生き血を飲んでいると悪い噂がたったせいで、誰一人として集まらない。 そこで英は縁談を延期したいために、富岡製糸場に行くことを申し出る。 時代の変わり目に生きる人々の様子、新しい時代になっても封建的な結婚の考えたがなくならず悩む少女たち、いつの時代も変わらない恋ごごろ、友情、家族愛などが描かれる。中学生は歴史を学び始めたし、悩み多い思春期真っ只中だ。そんな中学生にぴったりの一冊。

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2018/04/07

事実に基づくフィクション。富岡製糸場で働くことを立候補した松代の16人の少女たち。仲違いをすることもあったが、共に働く中で相手のことを知り、互いの絆を深めていく。なんとなく、なんとなく、製糸場では娘たちがひどい労働条件で働かされていた気がしていたけど、給料日には口紅を買ったり、日...

事実に基づくフィクション。富岡製糸場で働くことを立候補した松代の16人の少女たち。仲違いをすることもあったが、共に働く中で相手のことを知り、互いの絆を深めていく。なんとなく、なんとなく、製糸場では娘たちがひどい労働条件で働かされていた気がしていたけど、給料日には口紅を買ったり、日曜日にはお出かけをしたりと楽しそうで、読んでいて安心した。幸次郎が一之宮まで会いにきてくれたことに嬉しくて涙が出た。最後、僅かの時間で大きな決断をした英。悲しい選択だったけど、英にとってはその方が良かったと思う。

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2018/02/06

明治の時代カラーというのが加味されているが,雰囲気は女子校ものといった感じ.富岡製糸工場の様子,松代藩の武士たちの困窮,さらには使用人との幼い恋も挟んで,どきどきする.最後は悲しい別れもあるものの,成長した英達の姿が輝いていた.

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2017/10/13

歴史苦手な私にとって、こういった形で、特に地方の歴史に触れることができるのはとても嬉しい。 小説としては、とても軽めのものだけれど、主人公の成長ぶりがキラキラしていて、素敵でした。 2017/9/11読了

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2017/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

富岡製糸場のことは名前くらいしか知らなかったけど、どういう経緯でできて、そこに関わる人たちがどのような思いだったか感じ取ることができました。 仕事と恋あるいは他の何かで迷うのは今も昔も変わらない。

Posted byブクログ