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一生、同じ会社で働きますか? の商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2019/01/23
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12回転職経験がある筆者の経験に基づく転職の考え方、仕事への意識の持ち方などを述べている。 一般的な職務経歴書の書き方や会社を辞める時の伝え方、仕事を辞めるときに転職先になにを持っていくかなど所謂ハウツーについてはエッセンスのみ述べられている。 特筆すべきと感じた点は、転職の際に自由・お金・時間の何を求めるか(目的)を明らかにすべきという点と、自分自身が会社のようなものであり、働く企業は取引先であると考えられるという考え方。 今まさに転職を考えつつも二の足を踏んでいる自分としては、今の会社にいても、将来どうなるかはわからないのに、「絶対に今の会社より良くなるのでなければ、転職するなんて馬鹿馬鹿しい」といった精神状態に自分を追い込んでしまうと、「絶対」はありえないから新しいことは何も決められない という言葉に背中を押された気分。 またドラッカーの著作を読んだことがなかったが、「ドラッカーに学ぶ転職哲学」は頷けるものが多かった。 辞めるのが正しい時=組織が腐っている時、自分がところを得ていないとき、あるいは成果が認められないとき。ダメなのは自分ではないかと自責したり悲観的になったりするが、企業は人を同じ環境に閉じ込めがちな欠点がある。「閉じ込められているほうは飽きる。燃え尽きたのではない。」新しい環境に「植え替えられる」必要がある=変化が必要である。だからといって「変化といっても、かけ離れたところに移る必要はない。」ちなみに変化をマネージするには、自分が変化を生み出すことが一番マネージが容易である。転職に際しての最大のリスクは、次に行う仕事内容が自分の想像していたものと大きく異なることだ。 ある仕事が自分に向いているか否かは、実際にやってみるか、他の仕事をする中でくらべてみたりする形でしかわからない。担当した仕事や近い仕事が「この仕事が自分の仕事だ」と実感を覚えることによって自分の仕事が決まる。すべての仕事を試して決めることはできないから、「明らかに自分には合わない」という仕事に長くとどまらないようにする。 など。

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2018/12/27

僕が比較的転職に寛容な職場にいて、かつそれなりの「専門技術」を持つ人間なので、転職には常に興味を持っている。 なんか個人の体験談が豊富で、中には失敗もあったとかで、そういうところが面白い。

Posted byブクログ

2018/12/11

金融関係の著書のイメージが強い筆者だが、14回もの転職をしており、実体験に基づく転職の損得について学べる。

Posted byブクログ

2018/11/25

転職に関する心構えが書いてあり、転職をしたことのない人は読んだ方がいいと思う。著者みたいに十何社というパターンはよほど優秀でないと無理だと思うが、3〜4社に勤めることは現実的だと思う。自分も転職して、時間をかけて実感したことが多く書かれているので、若い頃にあればと感じた。 著者と...

転職に関する心構えが書いてあり、転職をしたことのない人は読んだ方がいいと思う。著者みたいに十何社というパターンはよほど優秀でないと無理だと思うが、3〜4社に勤めることは現実的だと思う。自分も転職して、時間をかけて実感したことが多く書かれているので、若い頃にあればと感じた。 著者と真逆に感じたのは、会社の近くに住むという点と、家族よりも仕事を優先するという点。読書をする人だったら、その時間をインプットに強制的に使えるし、遠いからと帰りやすくなるメリットもある。後者については、どちらかを優先ではなく、フラットに扱い、自分なりに考えていくことが重要だと思う。そもそも、結婚しなきゃいいになってしまうので。 身近な感じの転職論として『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』という本も合わせて読んでおくと、いい感じに対比できると思う。

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2017/11/30

自由とお金と時間は交換可能。 転職は猿の綱渡りが良い。 転職は似た分野がスキルアップには良さげ 会社にいるということは投資と一緒だね。 資格よりも実務経験が最も重要。

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2017/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容紹介 「やりがいを感じない」「でも失敗したくない」そんな悩みに答える究極のメソッド! 近年、大企業の不正会計や過労による自殺など、日本の大企業が抱える闇が表面化してきています。 一方、インターネットをはじめとしたテクノロジーの発達は早く、新しいビジネスモデルが次から次へと生まれてきており、世の中には様々な業種、仕事が存在しています。 昔に比べて転職することははるかに簡単になりました。自分の環境にあわなかったら転職することは可能だし、やりたいことがあったらチャレンジするべき時代ともいえます。 終身雇用がくずれつつあるいま、「転職」はビジネスマン必須のスキルであり、転職しないと決め込んでるほうが逆にリスクです。 とはいえ、長年働いた会社を退職するのは勇気がいります。そこで12回転職した著者山崎元が、経験に基づきアドバイスします。 出版社からのコメント 合計12社へ転職をした著者が、転職について赤裸々に書いた一冊。社会的に転職が一般化する中で、ビジネスパーソンはどのようなマインドを持ち、人生設計を描けばよいかを伝えています。転職を考えていたり、現在所属している会社にそのまま残ってよいのだろうかという悩みを抱えていたりする方をサポートしてくれます。 また、実際に転職した際にどのように振る舞えばよいか、どの企業でも通用するようなビジネスの心得を説いているのも特長です。きれいごとだけでなく、実際に転職に直面した際に具体的に役立つ実用的な書籍となっています。

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2017/10/03

三菱商事から始まり楽天証券に現在勤める筆者は、これまで転職を12回してきた。 その筆者が語る転職のメリットとデメリットなど。 転職とは人事を自分ですること。

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2017/09/30

①転職後に心無い言葉をかけられること、だから自分の仕事に対する自信が必要なこと、②転職によって、会社との距離感を理解することができるようになること、大人になること、➂資格を取りまくる人は、勉強家であるが社交性に難がある、仕事や職場に不満を持ちやすくて、それを仕事の努力で解決するよ...

①転職後に心無い言葉をかけられること、だから自分の仕事に対する自信が必要なこと、②転職によって、会社との距離感を理解することができるようになること、大人になること、➂資格を取りまくる人は、勉強家であるが社交性に難がある、仕事や職場に不満を持ちやすくて、それを仕事の努力で解決するよりも資格取得に逃避するタイプ。 といったあたりが非常に参考になった。一社でずっと働いてきて部長になった人を見ても、あまり魅力を感じない。もしかして視野が狭いのでは、と感じてしまうこともある。私は転職経験ゼロだが、周囲の転職してきた人たちを見ると、いろいろと嫌な言葉をかけられたりしているなぁ、という印象。まさに今、資格に逃げようとしている自分は、仕事や職場での不満を仕事の努力で解決しなければならない、と感じる。

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2017/09/20

読む時期にもよると思いますが、誰もが特に若いうちに1度は考えることかと。転職する、しないは置いておいて、考えを整理できる良著。

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2017/09/15

転職はお金と時間と自由の交換原則(リバランス)だというのは、著者らしい視点で面白い 読了日:2017/07/15頃

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