宅配便革命 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近頃社会問題となってきている宅配問題 もともと宅配便の事業はCtoCを前提に作られているので、アマゾンのような大口顧客で物流センターで一括して集荷できる相手に割引運賃を適用すること自体は問題ない。問題はもっぱら受取りの側にあり、再配達や時間指定など、付加価値に見合う料金の値上げができていないことが問題だという。著者は手渡しすることに対して特別料金を上乗せし、基本は宅配ロッカーなど無人のものにすべきというが、その通り。 今では作業所に荷物が付く前に届け先や希望時間が送信されており、効率的な配送ルートなども予め決められている。効率化は極限まで推し進められているが、最後の受取りにまつわる問題が現在の混乱の根源なのだと思う。
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