一九八四年 LEVEL4 の商品レビュー
恥ずかしながら今まで読んだことなく、英語多読も兼ねてretold版だけどまずは読了 戦後間も無い75年前にこの本を書いたという驚き 今でも全然手に取って読むべき大作ですね いつか原文でも読んでみたい
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結局主人公も政府の奴隷の一人になってしまった。 恋人となる女性が出てきたところからすごく引き込まれた。 自分を守るためその女性を売ってしまうところで政府に敗北を表明したように思う。
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すごい本ですね…現代では書けないような、全体主義が具現化しつつあったこの時代にしか書けなかったというか、、 ビッグブラザーが支配する監視社会で暮らす主人公たちですが、鬱屈した日々から反体制の思想を抱いていきます。その間にも、同僚や身近な人物が思想犯罪に問われ姿を消して"...
すごい本ですね…現代では書けないような、全体主義が具現化しつつあったこの時代にしか書けなかったというか、、 ビッグブラザーが支配する監視社会で暮らす主人公たちですが、鬱屈した日々から反体制の思想を抱いていきます。その間にも、同僚や身近な人物が思想犯罪に問われ姿を消して"unperson"となっていきます。 後半はよりスリリングな反体制的な行動をとっていく主人公ですが、私が最も戦慄したのは、支配者たちはそもそも、そんなちまちました思想犯罪など、どうでもよかった、ということですね… その"思想"自体が、彼らにとって許し難いものだったと。 このような全体主義が、徐々に芽吹き始めている現代のように感じられます。ポリコレとかSDGsとかキャンセルカルチャーとかです…
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