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がんを忘れたら、「余命」が延びました! の商品レビュー

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2019/01/06

ぼくはこの本を読む前に三千綱さんの『作家がガンになって試みたこと』(岩波書店)を読んでいたから、三千綱さんの病歴はほぼわかっていた。若いときに十二指腸潰瘍で胃の3分の2を切られ、のちに肝硬変になり脳症までなりかけた。さらに食道ガンになり、それを手術してなおしたと思ったら胃がんが見...

ぼくはこの本を読む前に三千綱さんの『作家がガンになって試みたこと』(岩波書店)を読んでいたから、三千綱さんの病歴はほぼわかっていた。若いときに十二指腸潰瘍で胃の3分の2を切られ、のちに肝硬変になり脳症までなりかけた。さらに食道ガンになり、それを手術してなおしたと思ったら胃がんが見つかった。しかし、かれはその段階で医者に不信をいだき(お金もなくなってきていたから)、胃の手術を拒否。余命半年といわれていたが、その後6年を経てもまだ生きているというわけである。本書ではその三千綱さんが、信奉する近藤誠さんと対談する。前にも書いたが、三千綱さんは近藤さん以外にも免疫療法を唱える安保徹さんにも信奉している。近藤さんにいわせれば、ガンというのは自分の細胞が変質したなるもので、免疫は外部からのものに対抗するものだから関係ないというが、三千綱さんはそれでも免疫療法を続ける。これはぼくもいいと思う。近藤さんもいうように、近藤さんの意見はセカンドオピニョンで、最後は自分で決めなくてはならない。本書では不治と病と思っていた肝硬変が時間がかかるにしても、お酒をたてば直ること、血糖値を下げすぎると危険なことが近藤さんの口から語られる。面白いのは、三千綱さんが、人はなぜガンにかかるのでしょうと問いかけるところだ。さすが作家である。近藤さんは哲学者でも文学者でもないから、運命的なものだと答えているが、そうしか言えないだろう。

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2018/09/30

ガン患者である高橋氏の経験が背景にある対談なので説得力十分。むしろ生やQOLに対する態度の問題と考えた。

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2018/01/23

前立腺がんは、徐睾術が正解!? 固形がん 血液がん以外の残り9割を占める。食道がん、大腸がん、肺がん、乳がん等 手術で寿命が延びたという証拠はない 医者は治療をやめましょうとは言えない

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