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勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした(1) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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最高の作品

Web版でも有名な物語の書籍版第一巻。この本は初めからワイバーンが現れるところまで収録されている。この本ではWeb版から追加エピソードはほぼ無に等しい。でもいいイラストが収録されているのでWeb版を読んでいる人でも買う価値は十分にあるだろう。余談だが慌てているリリアさんがかわいい...

Web版でも有名な物語の書籍版第一巻。この本は初めからワイバーンが現れるところまで収録されている。この本ではWeb版から追加エピソードはほぼ無に等しい。でもいいイラストが収録されているのでWeb版を読んでいる人でも買う価値は十分にあるだろう。余談だが慌てているリリアさんがかわいい。これも余談だがこの本を買うため中古のお店を巡ったが全然売っていなかった。それはきっと飽きずに読めるということであろう。僕はまだ手に入っていない巻があるのでややショックだが。ストレスなく読みつづけられるため僕的には一番おすすめしたい作品です。

謎の猿Y

2019/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 日常系異世界転移物語、人気ネット小説の書籍化シリーズ第一弾である。  この巻では転移に巻き込まれた主人公・快人がこの世界のことを少しずつ知りながら、出会った魔族の少女・クロ(クロムエイナ)に恋心を芽生えさせるところまでが描かれている。  ネット版と比べると、一話単位で置かれた父母への手紙という形式がカットされ、わりと一つのシーンごとにスッキリした構成で描かれている。  この手紙形式の日記は物語の中核に関わるポイントなので、巻末でフォローを入れる形で加筆されているのも見ておくべきポイントだろう。  物語的には、クロとの出会いと、その家族との出会い、祝福を受けるために訪れた神殿で神・シロ(シャローヴァナル)との出会いを経て、クロの正体が明らかになったところでクローズされている。  この辺は物語上、多少の加筆(特に後半に多い印象である)や多少の構成変更は見られるが、基本的にはネットでの掲載内容と変わらないと言っていいだろう。  一巻での納まりは良いが、さすがに小さくまとまりすぎているきらいは否めないだろう。  加筆の量なども加味して、星四つ相当と評価している。  なお、初回限定特典の書下ろしショートストーリーは「両手に花」という、シロとクロと共にお茶を楽しむ(?)一幕が描かれている。

Posted byブクログ