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サイレント(上) の商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2023/07/28

<ウィル・トレント>シリーズ第四作目。サラの故郷、グラント群が舞台であり、彼女の過去にまつわる描写も多いが、それに当たる物語は未邦訳らしい。サラの敵役・レナのキャラクターも今ひとつ精彩を欠き、これといった山場のないまま物語が進む。今作の事件は前作に比べ、一見すると非常に地味だが、...

<ウィル・トレント>シリーズ第四作目。サラの故郷、グラント群が舞台であり、彼女の過去にまつわる描写も多いが、それに当たる物語は未邦訳らしい。サラの敵役・レナのキャラクターも今ひとつ精彩を欠き、これといった山場のないまま物語が進む。今作の事件は前作に比べ、一見すると非常に地味だが、ここからどう展開していくのだろうか。ウィルとフェイスのバディ感が好きなのに、今作は彼女の出番少なめ。サラの登場後、著者がフェイスの扱いを持て余している印象もあり、個人的にこのクロスオーバーの行く末が吉と出るか凶と出るか分からない。

Posted byブクログ

2023/06/11

この巻の舞台はグラント郡。レナなど、お馴染みの登場人物は出るのに、ジェフリーがいないのが、本当に寂しい。そして因縁のウィルとレナが対峙。でもその前に、やっぱりジェフリーがなぜ死んだのか知りたいと、この巻でも思いました。事件の真犯人は誰か。レナや臨時署長のフランクはどうなるのか。見...

この巻の舞台はグラント郡。レナなど、お馴染みの登場人物は出るのに、ジェフリーがいないのが、本当に寂しい。そして因縁のウィルとレナが対峙。でもその前に、やっぱりジェフリーがなぜ死んだのか知りたいと、この巻でも思いました。事件の真犯人は誰か。レナや臨時署長のフランクはどうなるのか。見どころ満載の下巻が楽しみ!

Posted byブクログ

2023/08/21

ウィル・トレントのシリーズ4作目。 「ハンティング」に続く作品。 田舎町で女子大生の殺人事件が起こる。 ジョージア州捜査局(GBI)特別捜査官のウィル・トレントが派遣されました。 そこは、サラ・リントンの故郷、殉職した夫のジェフリーが警察署長を勤めていた地区でもあった。 小児科...

ウィル・トレントのシリーズ4作目。 「ハンティング」に続く作品。 田舎町で女子大生の殺人事件が起こる。 ジョージア州捜査局(GBI)特別捜査官のウィル・トレントが派遣されました。 そこは、サラ・リントンの故郷、殉職した夫のジェフリーが警察署長を勤めていた地区でもあった。 小児科医で検視官も兼ねているサラはその後アトランタに移って4、5年はたっていたが、たまたま帰省していたため捜査に協力することになる。 逮捕された若者トミーはかってサラの患者でもあり、サラはおかしいと気がついていた。 識字障害を抱えていて内気だが優秀なウィルは以前からサラに一目ぼれしているのがバレバレ、でもなかなか踏み出せない。 (常軌を逸した妻アンジーとまだ離婚が成立していないせいもあります) サラと地元刑事レナの葛藤もあり、そういう底流が濃厚な作品でした。今回で解決はしないのですが、それはまた後に。 めちゃくちゃな順番で読んでしまったため、これは中ではわかりやすい方だったなというのが正直な感想。 事件もそこまで凄惨じゃないし… ジェフリーと何があったのかが、わからないままなのは気になったけど。 これ今もまだその頃のは翻訳されていないからわからないけど、その後の気持ちの整理は後々の他の本で出てきてましたね。

Posted byブクログ

2021/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) アメリカの静かな田舎町で、湖から女性の凄惨な死体が見つかった。ナイフで刑事を刺し、逃走を図った若い男が直ちに逮捕され、犯行を自供する。だが男は留置場で自殺。両手首にインクカートリッジを突き刺し、血塗れの壁には無実を訴えるメッセージが残されていた―。地元警察の失態により緊急招集されたジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは、男の自供に疑問を抱くが…。 感想は下巻で Broken by Karin Slaughter

Posted byブクログ

2020/08/21

ウィル・トレントシリーズ4作目 前半なので(なのか?) ややスローペース ウィルが尋問のテクニックを身につけたのは、施設で育って 里親達の表情を読んできたからか または難読症(文字を読む、左右の認識などが困難)を気づかれない様に気を張り人を観察してきたことから発達した技術なのか...

ウィル・トレントシリーズ4作目 前半なので(なのか?) ややスローペース ウィルが尋問のテクニックを身につけたのは、施設で育って 里親達の表情を読んできたからか または難読症(文字を読む、左右の認識などが困難)を気づかれない様に気を張り人を観察してきたことから発達した技術なのか 「キャサリン・ダンス」の様なベース・ライン(相手の平常時の表情)を読み、それを基準として嘘を見抜こうとする技術(キネシクス)を普通に使っていた。 警察では一般的な技術なのかな。 主な感想は下巻で

Posted byブクログ

2019/01/18

今までと違って残酷描写が少し鳴りを潜めたのがまずありがたい。 相変わらず、若い女性が被害者となるのは同じだが・・・。 今回はウィルが主人公となるのは同じとして、パートナーが完全にサラになっている。アンジーからフェイス、サラと次々に強い女性がパートナーになるところが面白い。 濃...

今までと違って残酷描写が少し鳴りを潜めたのがまずありがたい。 相変わらず、若い女性が被害者となるのは同じだが・・・。 今回はウィルが主人公となるのは同じとして、パートナーが完全にサラになっている。アンジーからフェイス、サラと次々に強い女性がパートナーになるところが面白い。 濃密な人物描写はいつものことながら、サラの殉職した旦那=元警察署長がいた警察署が舞台となるだけに、さらに人物の絡みが複雑。様々な利害と人間関係が織りなすプロットは今までの中では一番緻密では? 一筋縄では行かなそうな殺人捜査と相まって下巻の展開に期待。

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2018/07/10

あまりの盛り上がりのなさに、このまま読み続けていいのかと不安になるが、ウィルとサラの行方が気になるので、下巻に行きますw

Posted byブクログ