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真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 の商品レビュー

3.8

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2018/06/04
  • ネタバレ

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図書館より。 あ、これで最後か。まさかの後日談とは。 でもなんだか皆幸せになったような。落ち着くところに落ち着いたかな。 色々とまだまだ気になることはあるけど、最終巻。読めて良かった。

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2018/05/25

皆さんの「その後」が、それなりに幸せでそれなりに悩んでいる感じを見届けた気持ちになりました。 優しい気持ちにさせてくれる作品だと思います。

Posted byブクログ

2018/05/13
  • ネタバレ

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真夜中のパン屋さんシリーズ最終巻。 前作の話からすでに5年経過しており、希実も、パン屋の常連客にも色々な変化があった。 希実も大人になったと思ったけど、すんなり幸せを享受できてなかったという記述に胸が締め付けられそうだった。 あとは、弘基と希実の甘酸っぱい遠距離恋愛模様にジタバタしてしまった。 幸太郎のさりげない嫌がらせや、エマの猛烈アタックにも負けずに操立てした弘基の話も楽しかった。 希実はクレさん達のように、純粋に人に優しくできない自分の優しさは自分かわいさのまがい物だ。浅ましい、と自己嫌悪するけど、希実の立場・環境で、周りの為に何かしたいと思えること自体が十分優しいし、行動できてる時点で十分周りからみれば嬉しいと思うなぁ。 だから変人班目と友人になれるし、こだまや幸太郎からは慕われたり、自覚なしの器のでかさ。 自覚なくモテて弘基をハラハラさせそうだ(笑)

Posted byブクログ

2018/05/05

シリーズ最終巻。 登場人物達はみな新たな道に踏み出している。 斑目も、ソフィアも、パートナーを得た。 くっついたり離れたり、自分が知らなかった、認めていなかった心に気付いたりして。 遠回りに遠回りを重ねても、その道が無駄であったわけではない。 人生が面白いと古人が言うのは、そう言...

シリーズ最終巻。 登場人物達はみな新たな道に踏み出している。 斑目も、ソフィアも、パートナーを得た。 くっついたり離れたり、自分が知らなかった、認めていなかった心に気付いたりして。 遠回りに遠回りを重ねても、その道が無駄であったわけではない。 人生が面白いと古人が言うのは、そう言ったことが積み重なってこそ、人生が豊かになると彼らが悟ったからだ。 「幸せになるって、多分、不幸せになる可能性も、引き受けていくってことなのよねえ」(373頁) 人生は暗くもある。 迷いは尽きないし、永遠にも思われる苦悩の時は程度の差こそあれ、誰にでも起こりうる。 でも、必ず夜明けの時が来る。 曇りでも、雨でも、必ず。 班目がシンガポールで言った言葉。 「そうするって決めたら、そうなっていくもんなんだ。この国と一緒だよ。 無茶でも無理でも決めればいいんだ。 どういう親になるかーー。 俺たちは俺たちの意思で、ちゃんと親になればいいんだよ(後略)」(61頁) 決めたら決めたようになる。 意思あるところに道は拓ける。 よし、そうしてみようじゃないか、顔をあげて。

Posted byブクログ

2018/04/20

それぞれが夜明けに向かって歩き出すような。 朝の光で道が照らされているような。 夜から始まって1番暗い夜明け前を過ごし 光溢れる朝へ。 美味しいパンが食べたくなるよね!!

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2018/04/04
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ようやく完結。 まぁ無難な終わり方というところはあるけどなんだかんだで消化不良感が・・ 結局希美ちゃんのお父さんは誰なのよ?とかね。 親戚の憎々しさが印象的。田舎の人間は大概こうだよね。

Posted byブクログ

2018/04/03

まよぱんシリーズ最終巻! みんなのその後がそれぞれの語りでわかってすごくよかったなぁ。 ほっこりとやさしい気持ちになったラスト。 みんなやっぱりどこか欠落している人達の集まりだったけど、なんだかみんなマトモに幸せになりそうな気配と雰囲気が文面から醸し出されてて、もうこれ...

まよぱんシリーズ最終巻! みんなのその後がそれぞれの語りでわかってすごくよかったなぁ。 ほっこりとやさしい気持ちになったラスト。 みんなやっぱりどこか欠落している人達の集まりだったけど、なんだかみんなマトモに幸せになりそうな気配と雰囲気が文面から醸し出されてて、もうこれこそハッピーエンド!って感じだったな。 希実と弘基の件が1番嬉しかったかなー。

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2018/03/09

前巻から5年。主要メンバーの後日談。この人が結婚?この人たちがカップル?など驚きつつ微笑ましく読んだ。みんないい人だな。

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2019/01/29
  • ネタバレ

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ついに『まよパン』完結。 前作から5年後の「ブランジェリークレバヤシ」では── ハワイ、フランス、シンガポール── マタニティブルーあり、引きこもりあり、思わず笑っちゃう人質事件あり、 ムズムズしちゃう恋のお話もあり♪ そしてまさか、まさかの新展開! なんとあの班目氏が結婚!(それはそれでおめでとう♪なんだけど、彼にはずっとひとりを謳歌する変人でいてほしかったような気も…笑) それに、あの美作医師がパンを捏ねる日がやってくるとはね~と、しみじみ。 弘基の作る見事なパンはもちろんだけど、 暮林の作る少し不格好なパンも食べてみたい。 それぞれに味があって、どちらもホンワカおいしいんだろうなぁ。 美和子が真夜中にパン屋さんを開いた理由って、 「暮林と同じ時間で一緒に生きていたかったから?」なんて、 かつての希なら、そんなことは思いもしなかっただろうと… 前の巻が、かなり辛い事実が明らかになる長編で重かったんですが、 今回それぞれの道を歩き出した姿を見ることができて、ホッと本を閉じました。 皆こうして折り合いを付けながら進んでいくんですね。 そう簡単に心の闇や傷は消えるものではないだろうし… ここにいていいんだと思える安心できる居場所がある。 それが一番幸せなことなんですよね。 今、シリーズ全巻を前に置いて、あらためて時の流れを感じています。 気づかないうちに、自分の周りも少しずつ何かが変化していたのだということも…。 この本を読むと、必ずと言っていいほどパン屋さんに直行したっけ。 この巻の時は、メロンパンを買いました♪ 焼きたてのパンの匂い、それだけで幸せ~と満足しながら、 「桜の花びらをつかまえることができると幸せになれる。」と知って、 つかまえたい!と思う欲深さ(笑) ちなみに最近知ったんですが、ドラマのソフィア役がムロツヨシさんだったなんて! NHKさん、続編作って欲しいなぁ。

Posted byブクログ

2018/02/24

0時から始まって5時で完。いろんな人がいろんなところで頑張って生きている人間模様。最後に少しかわいらしいロマンスもあったりして、え、そこもっと読んでみたい、と思えるような。

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