日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ の商品レビュー
集合住宅の角の部屋のせいか、宗教関係者がよくたずねてきてくれ、本をくれたりする。宗教ぜん、とした本も多いが、視点をひっくり返す新鮮さがある本もある。日蓮さんのイメージは、歴史の教科書で、描かれる、立正安国論と首斬りを免れて島流しのイメージで、それ以上はイメージがふくらまない。教科...
集合住宅の角の部屋のせいか、宗教関係者がよくたずねてきてくれ、本をくれたりする。宗教ぜん、とした本も多いが、視点をひっくり返す新鮮さがある本もある。日蓮さんのイメージは、歴史の教科書で、描かれる、立正安国論と首斬りを免れて島流しのイメージで、それ以上はイメージがふくらまない。教科書に載せるには宗教的で避けられているのだろう。この本では、良寛さんとの対立に触れられていて、興味深い。どちらが、という問題は、宗教的な対立なのだろうから簡単ではなく、そもそも、正解はないのだろうが、それでも、見方や考え方が描かれて読めるということは、大事なことなのではないだろうか。 この本で描かれている日蓮さんは、怖いイメージではない。物語のように歴史のように書かれていてやわらかい。
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