愛されすぎたぬいぐるみたち の商品レビュー
“書店員は見た! 森田めぐみ著”で紹介されていました。 私も実家を出た際、ゴリラのぬいぐるみを持って行きました。そのぬいぐるみは、父が「オレに似てるだろ?見張ってると思って机に置いてなさい。」と高校受験の中3の時にくれました。見守ってくれている気になり、今でも近くにいます。鼻の部...
“書店員は見た! 森田めぐみ著”で紹介されていました。 私も実家を出た際、ゴリラのぬいぐるみを持って行きました。そのぬいぐるみは、父が「オレに似てるだろ?見張ってると思って机に置いてなさい。」と高校受験の中3の時にくれました。見守ってくれている気になり、今でも近くにいます。鼻の部分が破れてきてます。 愛されすぎたぬいぐるみ。愛を感じずにはいられません。持ち主は、そのぬいぐるみを愛し そのぬいぐるみを送られた人から愛されていたことも感じとれました。
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たくさんのぬいぐるみたちが、いかに主の元にやってきて、かわいがられ、安らぎの地を得ているか。中には本当にかわいそうなくらいボロボロになってしまっているものもある。顔のわかるぬいぐるみたちは、みな優しそうな表情。というのは、私が勝手にそう見ているだけであるが。ぬいぐるみを愛している...
たくさんのぬいぐるみたちが、いかに主の元にやってきて、かわいがられ、安らぎの地を得ているか。中には本当にかわいそうなくらいボロボロになってしまっているものもある。顔のわかるぬいぐるみたちは、みな優しそうな表情。というのは、私が勝手にそう見ているだけであるが。ぬいぐるみを愛しているが、これほど愛せるか、私にはわからない。
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年月を経てぼろぼろになったけれど愛着のあるぬいぐるみを募集し、ポートレートと共にエピソードを紹介する写真集。 だいぶ前に原書を読んでいて、懐かしくなったので購入。他人の目にはちょっと可愛いと言えないレベルに形が崩れてしまっている子もいるのだが、添えられた思い出話を読むとそのク...
年月を経てぼろぼろになったけれど愛着のあるぬいぐるみを募集し、ポートレートと共にエピソードを紹介する写真集。 だいぶ前に原書を読んでいて、懐かしくなったので購入。他人の目にはちょっと可愛いと言えないレベルに形が崩れてしまっている子もいるのだが、添えられた思い出話を読むとそのクタクタな姿こそが特別なのだとわかる。原義のフェティッシュ=呪物崇拝の世界だ。 いくつか手作りのぬいもいるけれど、ほとんどは工業製品。だが、パーツを付け直し、布をツギハギされていくうちに、とても元はデパートに並んでいたとは信じられない風貌になっている。この唯一無二の佇まい。"表情"としか呼びようのないものが写真にうつっている。 イギリスにはぬいぐるみを学校に連れてきていい日があったり、パブリックスクールでもぬいと入寮するのが推奨されていたりすると聞いたことがあるけど、アイルランドもぬいと人との結びつきが強いのだろうか。ただ愛されてきただけではない、「人を支えてきた」という誇りに満ちた良い顔の揃った写真集である。
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個性溢れるぬいぐるみたちに沢山の心温まるエピソードが詰め込まれていて楽しかった! よく私はぬいぐるみを連れて行って写真を撮るぬい活をしているが、この本を読んでぬいぐるみと付き合う長さはただモノではないなと実感した… 今のお気に入りの子も生涯の相棒と呼べるくらい大切にしていきたい...
個性溢れるぬいぐるみたちに沢山の心温まるエピソードが詰め込まれていて楽しかった! よく私はぬいぐるみを連れて行って写真を撮るぬい活をしているが、この本を読んでぬいぐるみと付き合う長さはただモノではないなと実感した… 今のお気に入りの子も生涯の相棒と呼べるくらい大切にしていきたい。
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長年愛されてきたぬいぐるみのポートレートと、彼らにまつわるエピソードを収めた写真集。原題は『Much Loved』。 U2ボノが持ち主であるテディベアや、ミスター・ビーンのテディベアも収録されている。いちばん印象に残ったのは『ミスター・テッド/ジョニーのクマ』。ダウン症で生まれた...
長年愛されてきたぬいぐるみのポートレートと、彼らにまつわるエピソードを収めた写真集。原題は『Much Loved』。 U2ボノが持ち主であるテディベアや、ミスター・ビーンのテディベアも収録されている。いちばん印象に残ったのは『ミスター・テッド/ジョニーのクマ』。ダウン症で生まれたジョニーの元にやってきて、彼が6歳になる数ヶ月前までを共に過ごし、その後も妹たちと遊んだ。自信に満ちた優しい表情に見えた。 写真・文:マーク・ニクソン、訳:金井真弓 著者による前書きの部分の、「ぬいぐるみを募集した際にほとんどが子どもであることを想定していたが、大人にも大いに受け、多くの大人もぬいぐるみを大事にしていることがわかった。ようやく自分にとってのぬいぐるみの意味を話す機会ができたといった感じだった」(要約)という部分と、「移行対象」という言葉(「ライナスの毛布」もこれ)が印象に残っている。 誰かをとっ捕まえて聞かせるほどではないけど、聞くというなら話したい事柄…… 自分のこととしては、ぞうさんのぬいぐるみとドラえもんのぬいぐるみが記憶にある。ずいぶんと大事にしていたと思うけど、小学1年生に上がっていつの間にか手放してしまったと思う。 息子は、この写真集に登場してもいいぐらい、ずっとファミリアのファミちゃんのぬいぐるみを大事にしている。
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何も見返りをもとめず、一緒にいてくれるぬいぐるみ。 辛いことも悲しいことも、楽しいことも、全部知ってるのは大好きなぬいぐるみだけ。
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子どものころから何十年もいっしょに過ごすうちに、ちょっと…いや、かなりぼろぼろになってしまったぬいぐるみたち。 U2のボノやミスター・ビーンのクマをはじめとした、愛の重みを一身に受けたぬいぐるみたちの姿を、笑いや涙の思い出が詰まった文章とともに紹介します。
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愛されすぎたぬいぐるみたちの写真とエピソードをまとめた本です。 欠損の美、滅びの美に近い何かを感じました。ボロボロになるくらい持ち主に愛されたぬいぐるみたちは幸せなのかもしれません。
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持ち主に愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみの写真集。 ウチにも死んだ犬とまだ生きている猫の2代に渡って大事にされてる「お友達」と呼ばれてるボロボロの熊のぬいぐるみがあるけど、これは絶対に捨てられない。 ぬいぐるみには何か持ち主の思いや気持ちといったものをため込む機能のようなも...
持ち主に愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみの写真集。 ウチにも死んだ犬とまだ生きている猫の2代に渡って大事にされてる「お友達」と呼ばれてるボロボロの熊のぬいぐるみがあるけど、これは絶対に捨てられない。 ぬいぐるみには何か持ち主の思いや気持ちといったものをため込む機能のようなものがある。
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愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみたちの写真集。 ぬいぐるみの写真とともに書かれているぬいぐるみの名前や年齢、持ち主から語られるエピソードも読み応えがある。 載っているぬいぐるみの写真は、愛され「すぎ」たと言われるだけあって、正直かなりひどい見た目のものも多い。 ふわ...
愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみたちの写真集。 ぬいぐるみの写真とともに書かれているぬいぐるみの名前や年齢、持ち主から語られるエピソードも読み応えがある。 載っているぬいぐるみの写真は、愛され「すぎ」たと言われるだけあって、正直かなりひどい見た目のものも多い。 ふわふわだったはずの毛は擦り切れて下地の布だけになっていたり、カラフルだったはずの色は黒ずみ色あせていたり、目や腕は取れかけていたり取れていたり、糸や布で直された跡が丸見えだったり。 車で数十キロ引きずられたのか?と思うようなものや、ホラーゲームのクリーチャー―と見紛う見た目のものもある。 しかし、擦り切れたり黒ずんだ布は、主人に繰り返し撫でられ抱きしめられた証なのだ。 むき出しの糸や色が違う布は、主人に何度も治療された証だし、パーツが取れていても、どんなに見た目が汚くて怖くても、それでも手放されなかった彼らの姿はどこか誇らしげに見える。
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