5まで数える の商品レビュー
理学部出身のエッセンスが散りばめられてるな。 バッドエンド好きだけど、さすがに1話は後味が悪い~ バスターズのパディはどうして死んだのかは書かれてないね。非業の死だけ書かれていたが気になる。
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科学系SF短編集。最初は報われない話が続いて挫折しそうになった。特に「たとえわれ命死ぬとも」。自らが人体実験の被験者となる実験医、という設定からしてすでに切ない。 唯一救われたのは表題作の数字が理解できない障害を持った男の子の話。天才的な頭脳を持ちながら、全く数学を理解できな...
科学系SF短編集。最初は報われない話が続いて挫折しそうになった。特に「たとえわれ命死ぬとも」。自らが人体実験の被験者となる実験医、という設定からしてすでに切ない。 唯一救われたのは表題作の数字が理解できない障害を持った男の子の話。天才的な頭脳を持ちながら、全く数学を理解できないことを必死に隠している。その彼が、ある幽霊との出会いで大きく成長していく。 男の子の強さや、数学だけでなく生き方をも教えてくれた幽霊、障害に気づいて真摯に関わってくれる先生。それぞれに勇気づけられる温かい物語。
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理系ホラー的な謳い文句だった気がするけど、ブラックジョークっぽい印象だった。でもなぜか読み続けられなくて途中でギブアップ。最後まで読んだらまた印象違うかな? 読んだのは一話目の未知の殺人ウィルスの薬を作るために仲間たちと命を犠牲にしながら努力し続けてる話。二話目は稀代の奇術師と賞...
理系ホラー的な謳い文句だった気がするけど、ブラックジョークっぽい印象だった。でもなぜか読み続けられなくて途中でギブアップ。最後まで読んだらまた印象違うかな? 読んだのは一話目の未知の殺人ウィルスの薬を作るために仲間たちと命を犠牲にしながら努力し続けてる話。二話目は稀代の奇術師と賞をもらってる科学者と調査担当の三人が詐欺師によるニセ科学を潰すバスターズをやっていて、近年流行っている、実は死んだ人間が生きている人間に混じっているからそれを倒さねばならないというニセ科学で起きた殺人事件に立ち向かおうとする話。3話目はバスターズ結成の話だったかな?ここでギブアップ。
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帯に「新感覚の理系ホラー誕生」とあるけど、そういっちゃうとへんにジャンルを狭めてもったいない。ドライでありウェット。6編の短中編集のうち書き下ろし3編がよかった。特に表題作はいい話でした。
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