陰陽師 螢火ノ巻 の商品レビュー
今までに増して芦屋道満がよく登場する。 怪しい存在で阿倍野生命の邪魔をしたり、からかったり、そういった存在で描かれていたものが、困っている人を助けてあげる(酒の報酬があれば!)。そんなキャラクターで描かれている。 秩父や青梅のほうに狛犬を狼にする神社やオオカミを神とするオオカミ...
今までに増して芦屋道満がよく登場する。 怪しい存在で阿倍野生命の邪魔をしたり、からかったり、そういった存在で描かれていたものが、困っている人を助けてあげる(酒の報酬があれば!)。そんなキャラクターで描かれている。 秩父や青梅のほうに狛犬を狼にする神社やオオカミを神とするオオカミ信仰があるが、それに関する情報が載っていて興味深い。 p238、狼に子供が生まれると捧げ物をする。岩や大きな木の下にお餅やお酒を捧げる。 物語はそれを食べちゃった旅の女の人がどうなってしまうか?!というお話…。
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夢枕獏の「陰陽師」が映画化されると聞いて原作を探しに書店へ! 無事原作を発見し、他の読んでない巻はあるかなとみていたところ、帯に書かれた「蘆屋道満大活躍!」の文字に目がとまりこちらも購入! やはりやはり、道満が出て来るお話しは味があって面白いですね!今回も期待を裏切らない感じが良...
夢枕獏の「陰陽師」が映画化されると聞いて原作を探しに書店へ! 無事原作を発見し、他の読んでない巻はあるかなとみていたところ、帯に書かれた「蘆屋道満大活躍!」の文字に目がとまりこちらも購入! やはりやはり、道満が出て来るお話しは味があって面白いですね!今回も期待を裏切らない感じが良きでした!
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陰陽師シリーズは蒼猴ノ巻以来で久しぶりに読んだ 蘆屋道満がメインの話が今作は数多くあるのがいつもとはまた違った面白さがあった 心温まる物語もあるが、読んだ後に物悲しくなったり、世の無情さを感じたりする物語があるのが魅力の1つだと思っている
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陰陽師の十四巻『蛍火ノ巻』。 「筏往生」が好き。望んでいるものを手に入れること。それを見つめ続けてしまったが故に、手放すことになってしまうという結末が無常感があって好きです。 陰陽師を積読にしていた間に、装画を担当されていた村上豊さんがお亡くなりになられました。ひょうげた感...
陰陽師の十四巻『蛍火ノ巻』。 「筏往生」が好き。望んでいるものを手に入れること。それを見つめ続けてしまったが故に、手放すことになってしまうという結末が無常感があって好きです。 陰陽師を積読にしていた間に、装画を担当されていた村上豊さんがお亡くなりになられました。ひょうげた感じの装画が好きでした。陰陽師世界の奇妙な雰囲気。そこには怖さもあるのだけど、恐怖だけでなく陽だまりを感じさせる温もりがある世界。それを描いてくれていたと思います。 ご冥福をお祈りいたします。
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大好きな陰陽師シリーズ。 このシリーズは、作中の時代に合わせるように、少しゆっくりと、より空気感を感じながら読み進める。 道満、救いのヒトですね。
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帝と都が繋がっているという話「双子針」 空を見上げるのが好きな星を飲んでしまった中納言の話「仰ぎ中納言」 道満が山の主(青物主)に引き裂かれてしまった夫婦を救う話「山神の贄」 他。 蘆屋道満の登場が多かった。道満の回は切ない話が多く、なかなか良い。
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今回は道満大活躍。 悪い人じゃないんだよね。ただ退屈なだけ? 酒が飲みたいだけ? 誰かと飲みたくなったら、都に行って悪さすれば晴明が相手してくれるしね。 博雅の、晴明の話に混乱する下りが少なくなって淋しいな。 二人が褒め合って照れる下りは増えたけど。ツンデレの晴明も、博雅相手じゃ...
今回は道満大活躍。 悪い人じゃないんだよね。ただ退屈なだけ? 酒が飲みたいだけ? 誰かと飲みたくなったら、都に行って悪さすれば晴明が相手してくれるしね。 博雅の、晴明の話に混乱する下りが少なくなって淋しいな。 二人が褒め合って照れる下りは増えたけど。ツンデレの晴明も、博雅相手じゃひとたまりもない。
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「双子針」主上と帝都が一心同体的なあのネタ。 「仰ぎ中納言」星を飲んだ男。 「山神の贄」道満殿がいいことしてるとちょっと動揺してしまう・・・。 「筏往生」直接でも間接でも、人を手に掛けちゃおしまいなんだよなあ・・・。 「度南国往来」やっぱりしんだ人にも徳を積まなきゃあかんのだなあ...
「双子針」主上と帝都が一心同体的なあのネタ。 「仰ぎ中納言」星を飲んだ男。 「山神の贄」道満殿がいいことしてるとちょっと動揺してしまう・・・。 「筏往生」直接でも間接でも、人を手に掛けちゃおしまいなんだよなあ・・・。 「度南国往来」やっぱりしんだ人にも徳を積まなきゃあかんのだなあ・・・。 「むばら目中納言」たしかに永久機関で儲けられるな・・・と思ってしまった・・・。 「花の下に立つ女」今巻の博雅爆モテノルマ。 「屏風道士」仙人にも後悔はある。 「産養の磐」結局お前が悪いんかーい、という海外ホラーオチ。
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陰陽師シリーズの風雲児・蘆屋道満の、言うなれば本書は外伝のような物語。 道満が森の中で人助け。闇に堕ちても、堕ちたからこそ、たった一人でも人間味を失わない。そこが、一人では、博雅なしでは人間らしく在れない晴明と違うところなのかも。 山深い森に入るときは、お酒を持って行こう。
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シリーズ通して読んでいるけど久々に読みました。 晴明が博雅を誘う時に二人だけだと「ゆこう」になるのが他の人がいると「ゆきましょう」になっていることを今作で初めて意識した。 あとなんか、もう、やりとりが最高だった。 道満さまが丸くなった印象がある。
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