家光は、なぜ「鎖国」をしたのか の商品レビュー

山本博文(著者)

2018/12/06

幕府を作るときの家康や秀忠と違い、国を作ることにおいて実質的な功績のない家光。そして、病弱である体質も起因し、神経質な性格を持つ家光は、周りに自分が信頼できるものたちを配置し、大目付をつくり、各大名を見張らせた。その神経質で、冷淡な性格は政策にも反映し正統な血筋をより以上に強調して、行われるようになった。

2017/10/04

家光がなぜ「鎖国」をしたのか、については本の1/3ほどで説明してます。やっぱり島原の乱の影響が大きかったようですが、ポルトガルを追い出すにあたってはかなりポルトガルからの反撃を恐れたようです。この辺りの危機については知らなかったし、オランダが日本を守ってくれるのか、守れないのではないか？
この本を読むと日本史ってやっぱり世界史の一部だというのが実感ですね。