かかわることば の商品レビュー
「かかわる」とはどういうことか、人類学や言語学、教育の世界に飛び込むに当たってつねに携えておきたいバイブルみたいな本だった 特に赤ん坊の知能に関する研究は、物づくりにおいてどういう態度で望むべきかについて反省と次へのヒントが満載だった
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「ことばで人とかかわるとは一体どんな営みなのか」が分かる本。 編者一人である佐伯胖が提唱する「かかわることば」を基軸に、それを実践することばの教育についての論考を知ることができる。 ことばを伝えられて「わかる」ことは、ことばを受取った人が「変わる」ことであり、それは人として互い...
「ことばで人とかかわるとは一体どんな営みなのか」が分かる本。 編者一人である佐伯胖が提唱する「かかわることば」を基軸に、それを実践することばの教育についての論考を知ることができる。 ことばを伝えられて「わかる」ことは、ことばを受取った人が「変わる」ことであり、それは人として互いに「かかわろう」とした結果から生まれる。 本書の根底に流れるそんな主張は、子どもたちと接する機会がある私にとって普段何となく感じていたことを、まさに「ことば」にしてくれた、という思いだ。「かかわろう」として呼びかけてくれる子どもや、「テストに合格」するために「正解」の言葉を発し得意そうになる子どもの姿が目に浮かぶ…。 もう一人の編者・佐藤慎司が伝える「ことばの教育の素晴らしさとこわさ」を胸に溜め、子ども達と接していきたいと思う。
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