大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言 の商品レビュー

西沢泰生(著者)

2024/05/30

様々なエピソードがあり、読み応えがある。
毎日当たり前に過ごし、時には自分が持ってないものに目がいき、文句を言いながら生きているが、既に幸せは手にしていて生きているだけで素晴らしいと気付かせてくれた。
落ち込んでいるときや、上手くいかないときに読み返したい。
また名言の引用が書かれており、気になった言葉は原文を読みたいと思う。

「1に健康、2に家族、3、4がなくて、5に仕事」

2022/08/11

「ソムリエのトレーニングは駅でもできる」
→人の表情や仕草を見て次の行動を予想するという「観察力」のトレーニング。観察＋次の動きを予想するというのは、仕事でもプライベートでも、差がつく部分。ちょっとの差が大きな差になる。

人間の器の大きさがあらわれるのは「ピンチに陥ったとき」「自分よりも下の立場の人間に接するとき」の2つ
→心に余裕がある人は、相手がどんな立場だろうと常に同じ態度で接することができる。自分の器は果たしてどの程度だろうか？

などなど、いろいろな気付きや、自らの振り返りにつながるエピソードが満載。

西沢さんの他の著作も併読おすすめ。

2018/09/01

「私はあなたを許します。私が自由になるために」「批判は感謝に勝てない。感謝は周りの人をすべて仲間にしてしまう」「ダメな時ほど運はたまる。誰でも運のいい人になれる」「一人でも気に入ってくれた読者がいたらあきらめるな」「手塚治、雨降り小僧、三つの願いを聞き入れたらブーツを上げる約束。火事の火を消し約束は果たした。しかし転校。三十年後生まれた子供にブーツを買った時約束を思い出し、行くと雨降り小僧が待っていた」「小さなことにくよくよしろよ」「人は人に支えられて生きている」「ある夕ご飯の席、ばあちゃんここ2.3日ごはんばかりでおかずがないね、ばあちゃんハハハと笑いながら、明日はご飯もないよと答えた。俺とばあちゃんは顔を見合わせるとまた大笑いした」「貧乏はするものじゃない。たしなむものだ」「わずかな金しかない人が貧乏じゃない。もっと欲しがる人が貧乏なのだ」「天才とは努力する才能を持っている人」「この世の最も純粋な喜びは他人の喜びを見ることだ：三島由紀夫」「常識とはあなたが18歳までに身につけた思い込みの集大成である：アインシュタイン」「生き残るためには変化は必要。ただしその変化はピポットで：片足は必ず地につけて置け」「とほうもないほどのプライドをとんでもないけち臭い男が持っている：ヴォルテール」

2017/12/10

なにか大きなことを成し遂げた人の多くは、自分の利益を追求したのではなく、自分の行動によって人に利益をもたらすことを追求したのだというのがよくわかります。「自分が、自分が、」とそればかり考えていてはダメですね。