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トコトンやさしいクロスカップリング反応の本 の商品レビュー

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2019/01/12

ノーベル化学賞(クロスカップリング反応の開発)の 鈴木章氏 監修の とても分かりやすい本です。 といっても全頁に 化学式がちりばめられています。 クロスカップリングのことは、全く知らなくって・・・。 基本からきちんと説明があり、化学式はともかく 文章とイラストだけでも分かった気に...

ノーベル化学賞(クロスカップリング反応の開発)の 鈴木章氏 監修の とても分かりやすい本です。 といっても全頁に 化学式がちりばめられています。 クロスカップリングのことは、全く知らなくって・・・。 基本からきちんと説明があり、化学式はともかく 文章とイラストだけでも分かった気になりました。 今も 研究が進んでいる分野で 日本が中心となっている技術なんですね。 ノーベル賞の鈴木章先生も 自宅で液晶テレビ、降圧剤のお薬と毎日お世話になっているそうで、私たちの生活には欠かせないクロスカップリング。 往々範囲も広く 研究が即 実用化されるのも、日本ならではのすばらしいことだそうです。 『・・・ 有機化合物とは炭素─炭素骨格を含む化合物で、私たちの暮らしを支える製品(電子材料、医農薬など)に広く使われています。もともと有機化合物は、生物体が作り出す化学物質の総称でしたが、現在では有機合成反応という技術により、多くの有機化合物が人工的に生産できるようになってきました。 現在では、クロスカップリング反応は、農薬(殺菌剤、除草剤)、医薬品(降圧剤、抗がん剤)、電子材料(液晶、有機EL)など様々な工業製品の製造に利用されています。 本書を読めば、クロスカップリング反応は、日本の学術研究者と企業研究者が先導して発展させた世界に誇るべき反応技術であることが良く理解できると思います。・・・』  有機合成 これからは、ニュースなどでクロスカップリングと聞いても 少しは内容がわかるようになったと思います。 (*^_^*)♪ 2017/6/14 新刊棚で見つけて読み始める。始めはしっかり途中からはざっと読み終わる。 トコトンやさしいクロスカップリング反応の本 (今日からモノ知りシリーズ) 内容と目次・著者は 内容 : 異なる分子の炭素と炭素を自在につなげることができるクロスカップリング反応を学術的に解説。 さらに、液晶ディスプレイ、半導体、医薬品や農薬など、クロスカップリング反応の産業利用例を紹介する。 目次 : 第1章 クロスカップリング反応ってなんだろう? 第2章 クロスカップリング反応ってどうやって進むの 第3章 鈴木・宮浦反応が完成するまで 第4章 クロスカップリング反応の進化と応用 第5章 暮らしを支えるクロスカップリング反応 第6章 健康を支えるクロスカップリング反応 第7章 クロスカップリング反応を支える企業群 著者 : 山本 靖典 博士(工学) 2012年 北海道大学大学院工学研究院 特任准教授 江口 久雄 博士(工学) 2014年 東ソー株式会社 有機材料研究所 所長 宮崎 高則 2015年 東ソー株式会社 有機材料研究所 主任研究員 監修 : 鈴木章 博士(工学) 1973年 北海道大学工学部応用化学科 教授 ・1979年 「鈴木・宮浦クロスカップリング反応」を開発・発表 ・1994年 北海道大学定年退官 名誉教授 〈受賞歴〉 ・2010年 ノーベル化学賞(クロスカップリング反応の開発) ・2010年 文化勲章・文化功労者

Posted byブクログ