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災神 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2018/06/09

謎のナニカの来襲によって地方都市が壊滅、孤立した少数の生き残り市民と自衛隊の新兵が脱出を図る…という、ゴジラ感満載のストーリーだけれども、舞台は出雲! よく知った街が蹂躙されていくのはなかなか恐怖。これからに期待したい作家。

Posted byブクログ

2018/05/24

出雲市街地が何者かに襲われる 陸自の米子駐屯地から 派遣された 飯島、新野達は 出雲に そこには ミズチと呼ばれる怪物が暴れていた 米軍も助けに来てくれ 1㎞もの巨体を持つミズチト戦い 奇跡的に助かり 生存者探しをする

Posted byブクログ

2018/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序盤1/3ほど読んだところ。 福島原発事故を下敷きにしたシンゴジラを、さらに下敷きにしたような小説。 話のクオリティ的にもラノベに毛が生えたものとして読む程度かと。「塩の街」とかに似てるかな。 以下ネタバレ。 --------- 「既存の進化系統樹に当てはまらない古代の巨大水生生物が、人間の活動が原因で目覚めて上陸し街を瓦礫の山にする。その生物は荒ぶる神のように描かれ、日本神話から取った名前で呼ばれる」 という流れがまずシンゴジラに似すぎている。「一度大規模な破壊を行ったあと活動を停止し海に戻る」など細部のプロットまで同じで、これはやり過ぎではと感じた。 また「国策・国家プロジェクトであった新エネルギー開発の途上で荒ぶる神が目覚めかけた。冷却を続けなければ目覚めて暴れ出すものと分かったが、結局制御不能になる。初動が政府の隠蔽と責任逃れにより遅れる」と原発事故に重ねる描写が鼻に付く。 こんな「設定」でしかない部分についてまで似せてくる必要はあるのだろうか。作者の思想の押し付けなのではと感じさせられる。それとも最後まで読めば回収される伏線か? 市内の被災者と自衛隊員と政府関係者の動きが、どの出来事がどの時刻というふうに厳密に決められて進行するという演出手法もシンゴジラでやっていたのと同じ。 今のところそういう真似や類似点ばかりでこの小説のオリジナリティを感じられる箇所が少ない。テンポよく読めるのでまあ面白いけれど、やはりラノベレベルか。 ------ 半分まで読んだ。どんどん評価が落ちる。 まず病院に着いてからの主人公がバカすぎ。 かわいい女の子にやたらと執着し米軍兵器みてのんきに興奮してるだけのアホに成り下がり、それまでの章のキャラが崩壊している。 所々ご都合主義が目立つ。 なぜコルビーが日本語設定のスマホをいきなり操作できたのか。主人公がターゲティングレーザーの英語説明をなぜ読めたのか。 天音が軍事用語混じりの英語をすんなり理解できているのもおかしい。 子供が物怖じし無さすぎて違和感しかない。もっと怯えて動けなくなるなどするのが普通のはず。 文章力の欠如。 キャラのセリフが非現実的。とくに子供のセリフがぜんぜん子供の発言じゃない。作者はアニメの見すぎだとおもわれる。 「ミズチは人間を意図的に人間を襲っている」あたりの会話なんか中学生が考えた劇みたいで読んでられない。 軍事描写も微妙だが、生物の行動についての考察が雑すぎてアホ。そんな簡単に結論出せるわけないだろうがと。作者の見識の狭さが感じられる。 何かが起きるたびにいちいちアニメやゲームの文脈で例えるのがうざい。 あと、「ケツが4つ割れる訓練」って何回言ったら気が済むんだ。飽きるわ。 米軍の作戦行動が作戦と呼べないほどの愚かしさで酷い。 なぜいきなり人的損害リスクの高い揚陸を実行するのかまったく謎。コルビーを救助しに来たわけでもないし(救助するとしたらヘリで接近するはず)。 しかもその歩兵がろくな装備を持ってない。戦闘機を落とす敵を相手取るのになぜライフルしか持たないのか。もっとロングレンジの対物兵器を使えと。 作戦としてはヘリや航空機での空爆で徹底的に面制圧するのが筋だろう。燃料気化弾頭でも打ち込めばいいのではないか。とにかく遠距離から攻撃できる強みを全く生かしていないのがアホすぎる。

Posted byブクログ