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コロニアルな列島ニッポン の商品レビュー

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2024/05/24

感想が書きにくい。めちゃくちゃ思想の強い本だった。地理に興味があった時に買った本で、数年ぶりに読んでみたら、だいぶ政治色が強い感じ。 内容としては、沖縄、北海道、小笠原諸島をメインに、日本という国に占領、植民地化されたという内容でよいのかな? 沖縄の海兵隊は、中東有事のためで...

感想が書きにくい。めちゃくちゃ思想の強い本だった。地理に興味があった時に買った本で、数年ぶりに読んでみたら、だいぶ政治色が強い感じ。 内容としては、沖縄、北海道、小笠原諸島をメインに、日本という国に占領、植民地化されたという内容でよいのかな? 沖縄の海兵隊は、中東有事のためであり、台湾や朝鮮有事の際は動かないとあるが、そうなんだろうか。地理的に欧州の方が近くないだろうか。 その他、実はアイヌという呼称自体、不適切という事や小笠原の歴史など、興味深い話も多かった。 そして、最近別の本でも読んだが「すべての生き物は恐れおののいて、あなた方の支配に服し、全て生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう」という言葉。これは、本当にそういう教えがあるんだろうか。今度、調べてみようと思う。 そして、1番印象に残っているのが、沖縄や北海道の人達を世界の博覧会にて「人類館」という施設にて、生きた人間を展示したという事件。それだけでも、 悲しいが、その事件に対して沖縄人が「本県人をアイヌ人らと並べるな」との事。 まるで、「俺は差別と黒人が大嫌いなんだ」という笑えないブラックジョークの様。 全部、鵜呑みにするつもりはないが、久しぶりにこういう思想に触れたなぁ。

Posted byブクログ