中世仕事図絵 の商品レビュー
中世チェコ・スロヴァキアの、仕事に関わる図像がたくさん収録されている。 270ページの鉱山の絵は、掘り出しから鉱石市場まで細かく描きこまれていてすばらしい。
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中世チェコにおける働く人々の形態を 十一世紀末~十七世紀半ばまでの図絵から読み解く。 序・・・古い図説資料にみる労働のモチーフについて。 第I章 農と牧・・・農作業全般。果樹や牧畜、漁労も。 第II章 職と商・・・鍛冶、製材、大工、運搬等。 第III章 学と芸・・・写本、薬、...
中世チェコにおける働く人々の形態を 十一世紀末~十七世紀半ばまでの図絵から読み解く。 序・・・古い図説資料にみる労働のモチーフについて。 第I章 農と牧・・・農作業全般。果樹や牧畜、漁労も。 第II章 職と商・・・鍛冶、製材、大工、運搬等。 第III章 学と芸・・・写本、薬、印刷。天体観測も。 第IV章 鉱と工・・・鉱山での仕事。貨幣鋳造や炭焼きも。 聖書、壁画、印章など、幅広い図章に描かれた、仕事。 序は長いけど、その時代での図絵の見方や描き方、 職業の状況、服装などを詳しく説明しています。 各章は、職業についての説明と図絵に描かれているものについて。 中世の仕事だけに焦点を当てた本は珍しい。 道具、服装、仕事の様子など、当時の仕事のあらましが窺えて、 楽しかったです。
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