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間取りと妄想 の商品レビュー

3.3

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

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2018/01/25

変わった間取りの家から紡ぎ出された数々の短編.「船の舳先にいるような」と「浴室と柿の木」が面白かった.

Posted byブクログ

2018/01/11

間取りに因んだストーリーというのが独創的で面白いと思いました。私自身は間取りで妄想出来ない(空間認知能力がないので、間取りを見ても想像つかないというのが事実です^^;) ので、添付の間取り図を眺めながらストーリーを楽しみました。話は正直、好みとは言い難いですが、その間取りから生ま...

間取りに因んだストーリーというのが独創的で面白いと思いました。私自身は間取りで妄想出来ない(空間認知能力がないので、間取りを見ても想像つかないというのが事実です^^;) ので、添付の間取り図を眺めながらストーリーを楽しみました。話は正直、好みとは言い難いですが、その間取りから生まれる物語には興味を引かれました。

Posted byブクログ

2018/01/09

間取り=拘りってお家に住む人達(もしくはその関係者)の短編集。 普通にありゲな間取りの家もでてくる。 共通してるのは「その間取りだからこそ」のお話だってこと。  ■ ■ ■ ■ ■  面白くないわけじゃない。 でも、う~ん…なんて言うか…ソソられない。 でも、面白くないってことで...

間取り=拘りってお家に住む人達(もしくはその関係者)の短編集。 普通にありゲな間取りの家もでてくる。 共通してるのは「その間取りだからこそ」のお話だってこと。  ■ ■ ■ ■ ■  面白くないわけじゃない。 でも、う~ん…なんて言うか…ソソられない。 でも、面白くないってことでは決してない。 どういうことかな?と考えたら、私の興味を惹いてたのはお話の中の間取りであって、お話自体ではない ってことに気付きました。 文章の雰囲気は嫌いではないんだけど。  ■ ■ ■ ■ ■  って さっきから「でも」「~ない」「けど」ばっかりで。 なんだろなぁ。否定したいわけじゃないんだけど(苦笑)  ■ ■ ■ ■ ■  実は私、幼い頃新聞チラシの間取りを見ては空想を楽しんでいた、元建築CADオペレータ。 だからかな、青焼きっぽいカバー、好きだな。 これは表紙とタイトルから内容を期待し過ぎた可能性大だね。

Posted byブクログ

2018/01/07

間取りや家がテーマの短編小説集。 変わった間取りやエピソードが濃い住居で、その表現が穏やかに展開される。 個人的には、もう少し掘り下げ専門的知識が散りばめられたものと思っていた。

Posted byブクログ

2017/11/18

普段はそんなにしげしげとはみないけれど、ふとした時に眺めてみると様々な想像、妄想が生まれてくる。 間取りは、面白い。 そこに色々な暮らしがあるから面白い。 そんな妄想が本になっている。 間取りから生まれた本、面白い。

Posted byブクログ

2017/11/11

12の間取り図による短編集+書き下ろしの一編。 ちょっと個性的な間取りの家に住む人々や、住んでいたひととのかかわりについて。間取りが極端なものが多いけれど、ストーリーは面白かった。

Posted byブクログ

2017/10/21

間取図を見るのは子供の頃から好きなので、すぐに飛びつきましたが期待を裏切らず面白く、ワクワクして読みました。 まず間取図をじっくり見てから本編に入る、そしてまた間取図を見返して…と新しい読書の楽しさがありました。 また引越したいなぁ。間取図をノートに貼って新しい家に想いを馳せなが...

間取図を見るのは子供の頃から好きなので、すぐに飛びつきましたが期待を裏切らず面白く、ワクワクして読みました。 まず間取図をじっくり見てから本編に入る、そしてまた間取図を見返して…と新しい読書の楽しさがありました。 また引越したいなぁ。間取図をノートに貼って新しい家に想いを馳せながら眺めていたいです。

Posted byブクログ

2017/10/15

びっくりするような放り出され方をする掌編も多かった。 が、その宙ぶらりん加減が味わい深い。 生きているその人の血肉になっているような話が好き。 「船の舳先にいるような」とか。 一緒に揺らぐ感じに臨場感があった。 「隣人」「カウンター」は、じわりと怖い。 「浴室と柿の木」気まず...

びっくりするような放り出され方をする掌編も多かった。 が、その宙ぶらりん加減が味わい深い。 生きているその人の血肉になっているような話が好き。 「船の舳先にいるような」とか。 一緒に揺らぐ感じに臨場感があった。 「隣人」「カウンター」は、じわりと怖い。 「浴室と柿の木」気まずっ!!

Posted byブクログ

2017/09/19

+++ 13の間取り図から広がる、個性的な物語たち。身体の内と外が交錯する、ちょっとシュールで静謐な短編小説集。 まず家の間取を決め、次にそこで展開される物語を書いたのは大竹さんが世界初だろう、たぶん。13の間取りと13の物語。 ―藤森照信氏(建築家・建築史家) 家の間取りは、心...

+++ 13の間取り図から広がる、個性的な物語たち。身体の内と外が交錯する、ちょっとシュールで静謐な短編小説集。 まず家の間取を決め、次にそこで展開される物語を書いたのは大竹さんが世界初だろう、たぶん。13の間取りと13の物語。 ―藤森照信氏(建築家・建築史家) 家の間取りは、心身の間取りに似ている。思わぬ通路があり、隠された部屋があり、不意に視界のひらける場所がある。空間を伸縮させるのは、身近な他者と過ごした時間の積み重ねだ。その時間が、ここではむしろ流れを絶つかのように、静かに点描されている。 ―堀江敏幸氏(作家) 川を渡る船のような家。海を見るための部屋。扉が二つある玄関。そっくりの双子が住む、左右対称の家。わくわくするような架空の間取りから、リアルで妖しい物語が立ちのぼる。間取りって、なんて色っぽいんでしょう。 ―岸本佐知子氏(翻訳家) +++ 個人的に、子どものころから家の平面図を眺めてはあれこれ想像するのが好きだったので、タイトルが魅力的過ぎて手に取った。それぞれの物語の初めに平面図が置かれているので、物語を読みながら図面を改めて眺めて想像をたくましくし、また物語に戻って先を愉しむ、という読み方をした。文字を追っているだけの時以上に、見知らぬ町や世界にトリップした感じが強くして、興奮する読書タイムになった。密室ミステリなどでもよく間取り図が載せられているが、それとはひと味違うのめり込み方ができる一冊である。

Posted byブクログ

2017/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

蔵書あり 20170827予約 住んでみたい家がたくさんある。 船の舳先にいるような のお家か 浴室と柿の木 の息子夫婦と同居している昌之のスペースがいいかなあ… 妄想広がる〜

Posted byブクログ