面白くて眠れなくなる解剖学 の商品レビュー
この本は、タイトルの通り解剖学について面白く書かれています。それは目次を見るだけでも伝わります。例えば、「人間のお尻はゴリラよりも立派」とか「足に踵があるのはなぜ?」といった目次からも興味を惹かれる内容だと思います。 この本ではまず解剖学の歴史について書かれています。...
この本は、タイトルの通り解剖学について面白く書かれています。それは目次を見るだけでも伝わります。例えば、「人間のお尻はゴリラよりも立派」とか「足に踵があるのはなぜ?」といった目次からも興味を惹かれる内容だと思います。 この本ではまず解剖学の歴史について書かれています。解剖学は今や当たり前で、人間の体の中の多くの構造や機能は解明されています。しかし、昔はそうではなく、解剖学がまだまだ発展途上の時代では病気の治療も上手くいかないことがたくさんありました。解剖学が発展した現代では、病院に行けば素晴らしい医療が受けられます。つまり、解剖学は現代医療の発展には欠かせない存在だったということなのです。 歴史について述べられたあとは、解剖学について様々な項目に分けて詳しく述べられています。この本の著者は医学部の教授で、普段から学生と解剖実習を行っています。そのような経緯から、この本の中でも解剖実習の流れに沿った書き方をされています。時には解剖実習で学生たちが苦労するところなどについても書かれていて、実際に読者も解剖実習に参加しているような気持ちで読むことができます。 また、図も描かれているので非常に読みやすく、解剖学に詳しくない人でも読めるような内容になっています。このようなことからも、解剖学にあまり興味のない人や、学問の本は何だか難しそうで手が出しずらいという人でも取っ付きやすい本だと思うので、ぜひ読んで欲しいです。 所蔵 : 蔵本2階生命科学閲覧室 請求番号 : 491.1 Sa PN : 無惨ちゃま
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面白くて眠れなくなる〇〇シリーズというのがあるのですね。坂井建雄さんは、「人体」(2018.2)と「解剖学」(2017.6)を担当されています。どちらもさっと一読しました。私は、「人体」に関しては、同じ著者の「血液6000キロの旅」(2001.9)、「解剖学」については、同じく坂...
面白くて眠れなくなる〇〇シリーズというのがあるのですね。坂井建雄さんは、「人体」(2018.2)と「解剖学」(2017.6)を担当されています。どちらもさっと一読しました。私は、「人体」に関しては、同じ著者の「血液6000キロの旅」(2001.9)、「解剖学」については、同じく坂井建雄氏の「献体」(2011.7)がとてもわかりやすく、かつ勉強になりました。
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解剖学は医療に携わる人なら誰でも勉強しますが、実際に死体を使って解剖を学ぶ経験出来る人はごく一部。 この本はそんな人体解剖についていろいろな事がわかります。 はじめて聞く話が多く、とても勉強になりました。
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某法医学ドラマにどハマりし、その影響で借りた本。医学書ではなく、素人でも読める入門書で、解剖学の歴史も読めて面白かった。 他のシリーズも読みたい。
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