通勤電車のはなし の商品レビュー
現実味のない混雑率軽減話が多い。 例えば「8時台に本数を2本増やせば混雑率は10ポイント下がる」「複々線化に早期着手すべきだ」「新線を作れば人は流れる」など。あと10年は何も変わらなさそう。 時差通勤、都内一極化などの社会的側面から深掘りできたと思うが。 あと、載せられているグラ...
現実味のない混雑率軽減話が多い。 例えば「8時台に本数を2本増やせば混雑率は10ポイント下がる」「複々線化に早期着手すべきだ」「新線を作れば人は流れる」など。あと10年は何も変わらなさそう。 時差通勤、都内一極化などの社会的側面から深掘りできたと思うが。 あと、載せられているグラフにトリミングミスで数字が読めないものなどがあるなど、校正もされなかった本なのかなと思わせる。全体的に読みにくいし。 著者は評論家と知り、ただ自分の好きなことを語りたかった本だと思いました。
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大阪圏の内容が杜撰。鉄道と人口動態の関係を追う内容であるのに、滋賀と和歌山を抜いている。なのに、兵庫と京都北部の電車通勤とは縁が薄いところに言及するとは。
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東京と大阪の通勤電車発達の歴史は面白かった。住んでたところと、住んでるところだし。 地形を頭に浮かべる事が出来れば面白いが、そうでない人はどうなんだろう。話が学術的になってくるとつまらなくなる。もうちょっと野次馬的視点で見ても良かったのでは。
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電車の長さを長くする、幅を広げる。井の頭線。 丸ノ内線は1分50秒間隔、中央線は2分間隔。 赤坂見附で乗り換えると便利。
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中公新書らしく、用語解説が乏しく(あるていど知識興味を有した人を対象にしている)質実剛健な内容。 たいへん細かな話ではあるが、図解がわかりにくく、図解について触れている文章と掲載ページがズレている等、ややストレスに感じた。いま現在の混雑の解消と今後の施策が知りたいのに、そもそもの...
中公新書らしく、用語解説が乏しく(あるていど知識興味を有した人を対象にしている)質実剛健な内容。 たいへん細かな話ではあるが、図解がわかりにくく、図解について触れている文章と掲載ページがズレている等、ややストレスに感じた。いま現在の混雑の解消と今後の施策が知りたいのに、そもそもの歴史の振り返りが長々と続くところも興ざめ。
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通勤時間はムダである。この苦痛に耐える時間を有意義に利用すれば年間7兆円もの価値が生まれるといわれる。どうすれば満員電車を少しでも快適に出来るのか。新線の建設、ダイヤの工夫、新型車両の導入など、鉄道会社は努力を重ねてきた。人口減少社会の現在も、なお改善は必要である。混雑率200%...
通勤時間はムダである。この苦痛に耐える時間を有意義に利用すれば年間7兆円もの価値が生まれるといわれる。どうすれば満員電車を少しでも快適に出来るのか。新線の建設、ダイヤの工夫、新型車両の導入など、鉄道会社は努力を重ねてきた。人口減少社会の現在も、なお改善は必要である。混雑率200%に達する総武線や田園都市線をはじめ、主要路線の問題点と対策を解説。過去から将来まで、通勤電車のすべてが分かる。
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