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カラダの知恵 の商品レビュー

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2020/06/11

こころと身体の関係を、細胞や神経伝達物質のレベルでとてもわかりやすく解説してあっておもしろく読めた。 そして生体が「わたし」を認識する仕組みの解説が擬人化されて描かれていて、細胞にとって「わたし」とはなにか、細胞が「わたし以外」と間違えるとはどういうことか、あたりの「細胞の見当...

こころと身体の関係を、細胞や神経伝達物質のレベルでとてもわかりやすく解説してあっておもしろく読めた。 そして生体が「わたし」を認識する仕組みの解説が擬人化されて描かれていて、細胞にとって「わたし」とはなにか、細胞が「わたし以外」と間違えるとはどういうことか、あたりの「細胞の見当識」みたいなものがなんとなくわかった。かなりおもしろかった。 あと、どのようにして白血球はケガをした箇所まで「這って進む」のか、という知ってもどうにもならないような知識が得られて読んでよかった。

Posted byブクログ

2017/06/22

ケガや病原菌からカラダを守り、他者の表情から瞬時に感情を読みとるヒトの細胞。傷ついた患部に白血球はどう集まり、血小板は固まるのか。他者への共感をもたらすミラーニューロンはどんなものか。細胞たちのコミュニケーションには、人間社会にまさるとも劣らない大胆で精緻な仕組みが隠されている。...

ケガや病原菌からカラダを守り、他者の表情から瞬時に感情を読みとるヒトの細胞。傷ついた患部に白血球はどう集まり、血小板は固まるのか。他者への共感をもたらすミラーニューロンはどんなものか。細胞たちのコミュニケーションには、人間社会にまさるとも劣らない大胆で精緻な仕組みが隠されている。本書は体内で行われる37兆個に及ぶ細胞たちの情報伝達をわかりやすく解説。人間のカラダに潜む知恵と不思議に迫る一冊。

Posted byブクログ