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偉大な風景カメラマンが教える写真の撮り方 の商品レビュー

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2019/05/06

自分は風景写真をメインで撮影することが多いため、何か気付きがあったりすればいいなと期待を込めて購入。本文中の作者の解説や撮影の上での提案などは、参考にはなるが、新たな気付きや驚きというようなものはなかった。インスタ映えというよりは作品として取り組みたい人むけかもしれない。

Posted byブクログ

2017/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 この手の指南書は多い。本書で注意を促す撮影のコツも「何を」「いつ」「どのように」の3つが決め手、と目新しさはない。でも、ある日、書店で本書を見かけて以来、その書架の前にいく度、どうしても手に取って眺めてしまうのは、例として使われている写真に、自分が「いい」と思える作例が多いからだろう。    世に出ている「絶景の~」「心を震わせる~」「人とは違う~」云々を謳った風景撮影のノウハウ本は、引かれている作例がどれもタイトル程のこともないものが多く、これまであまり積極的に見たことがない。著者が自分の作品を使っている、あるいは自分の主催する撮影会の生徒さんのダメな作例を使い「ここをこうすれば・・・」的なアドバイスをしているものが大半だからだと思っている(そんなのは雑誌の中の企画記事で十分だ)。  その点、本書は古今東西の良き作品を作例として使っているところがいい。タイトルに偽りなしだ。  ブレッソンやアーウィットなど超大御所の作例はなかったけど、それでもブラッサイ、アンセル・アダムス、ベッヒャー夫妻など有名どころの作品を使っての解説が楽しい。  古典的名作、海外の作品ばかりかと思えば、日本人作家のものや、2000年以降の新しい作品も多く取り上げていて視点も古くない(最新は2015年水谷吉法『雨』)。iphoneでの作品(キャシー・ライアン『Office Romance』2013)や Photoshopを使って完全にレタッチした作品ですら、参照すべき作例として扱っているところも悪くないなと思った。「自分がなぜ加工しているか」を意識、「真実と嘘のどこに境界線を引くか」を考える。時代に合った教えだと思う。  あと、装丁も良い。やはり写真という視覚に訴えるジャンルに関する書物なので、表紙や内容の見せ方も重要だ。そこがダメな書物に「良い写真」の撮り方を指南されてもなんだ。見せる、という意味では共通のセンスだと思うところだ。  本書の装丁、各ページの見やすさは他と違っていて、実にクールで、その点でも”買い”だった。

Posted byブクログ

2017/07/03

私の引き出しが増えていきます。 それを生かすためには、どんどん外に出ないと。 敢えてブレを利用した作品、やってみよう。

Posted byブクログ