いけばなときもの の商品レビュー
生き急いでしまう自分、欲張りすぎてしまう自分。 そんな時間の過ごし方を見直したい、と手に取った本。 花ときもの。このふたつを通して、「日本文化」に触れる。 なぜ日本文化が美しいのか。なぜ魅力的なのか。 そして、大切にすべき理由はなんなのか。 わかりやすく言語化されていない文化...
生き急いでしまう自分、欲張りすぎてしまう自分。 そんな時間の過ごし方を見直したい、と手に取った本。 花ときもの。このふたつを通して、「日本文化」に触れる。 なぜ日本文化が美しいのか。なぜ魅力的なのか。 そして、大切にすべき理由はなんなのか。 わかりやすく言語化されていない文化の魅力が、いまの言葉で丁寧に説明されている。 物事を否定するわけではなく、時代の変化やいまの現状を受け入れた上で対話をしているお二方。 その語り口が心地よく、文中で言われている「もてなす」ということの本質を垣間見た気がした。
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生花や着物の視点から日本の美についてふれてることができて、日々忘れてしまいそうな大切な気持ちに思い出すことができる
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寄り添うことの美しさ 今のコミュニケーションは自分が主体。 もてなしも自分プレゼン。自分優位。自分主張。 言葉で語るより、実際に見たり、触れたり、感じること。 日本は最後に到達するところ。 流れてきたもの全部が溜まって、 時間とともに新しいカルチャーができてくる。 枯れた花にも華がある。 エイジングの過程そのものが美しい。 七五三のリズム 西洋の黄金比は5対8 日本の白銀比は5対7 水際の美しさ 水面から10cm。 花を咲かせた命のエネルギーの凝縮。
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