武蔵(五) の商品レビュー
花村版の新解釈の若き武蔵を描く第5巻。 歴史的には慶長七年前後ということで、家康が征夷大将軍になる直前の話です。 武蔵となった弁之介ですが、剣にも女にも成長が著しくなっています。 成長するたびごとに大切な人との死別があり、不穏な雰囲気がありますね。 本巻では小次郎そのものが登場...
花村版の新解釈の若き武蔵を描く第5巻。 歴史的には慶長七年前後ということで、家康が征夷大将軍になる直前の話です。 武蔵となった弁之介ですが、剣にも女にも成長が著しくなっています。 成長するたびごとに大切な人との死別があり、不穏な雰囲気がありますね。 本巻では小次郎そのものが登場しなかったのですが、武蔵の直近の目標が小次郎になっている感じです。 6巻ではどのような展開になるのか、そろそろ吉岡一門の話が出てくるのではと期待します。
Posted by
- 1