日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本の建築かはなぜ世界で愛されるのか(五十嵐太郎) ■巻末の日本人建築家による世界各地の建築物 ■安藤忠雄と伊藤豊雄 ・かつて小住宅を携えて建築界に乗り込んだ →海外でも住宅設計あり 伊東:チリの傾斜地に「ホワイト0」、大きな中庭をガラススクリーンで囲み、傾斜と建物の間にピロティ 安藤:メキシコ「モンテレイの住宅」山の斜面 :アメリカ「マリブの家」太平洋沿岸 :「スリランカの住宅」インド洋に面する崖
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丹下健三から現代までの日本人建築家が海外でどのように評価されてきたのかがわかる一冊。 日本人建築家を最も評価していないのは、日本人なのではないか?と思うほど日本で建築家が注目されていないことは問題かもしれない
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どうやら海外の建築家は住宅設計を仕事とせずに、豪邸か、集合住宅以上の規模しか手掛けなかったらしい。 一方で日本の建築家は、国策を背景に住宅をパッケージでバンバン建てていた時に、パッケージで解決できない難しい仕事をこなしてスキルを上げてきた。 世代毎に建築の仕事が叙述されています。...
どうやら海外の建築家は住宅設計を仕事とせずに、豪邸か、集合住宅以上の規模しか手掛けなかったらしい。 一方で日本の建築家は、国策を背景に住宅をパッケージでバンバン建てていた時に、パッケージで解決できない難しい仕事をこなしてスキルを上げてきた。 世代毎に建築の仕事が叙述されています。 私達がいつも目にする景色は何かしらの物質で形成されていて、その中の要素である建築を、交換可能な消費財と見るか、文化的資産と見るか、日本が問われてるかもしれません。
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