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ミステリ国の人々 の商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2024/03/26

ミステリ小説の住んでいる人々を有栖川先生が紹介してくれるエッセイ。この有名人は知ってるぞ!って人から誰だこれ初めて聞くが興味湧くな?って人から盛り沢山。そして読みたいリストが更に更新されていく……。にしても古今東西あらゆるミステリ読んでるんやなすご

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2023/12/06

面白かった。有栖川先生のミステリ愛が伝わる一冊。探偵役などの主人公ばかりに焦点を当てているのでなく、脇役だったり中には名前もない老婦人を取り上げていたり楽しかった。知らない作品も多かったので今度ぜひ読んでみたい。作品の一番最初にヴァン.ダインを持ってきてくれたのが特にも嬉しかった...

面白かった。有栖川先生のミステリ愛が伝わる一冊。探偵役などの主人公ばかりに焦点を当てているのでなく、脇役だったり中には名前もない老婦人を取り上げていたり楽しかった。知らない作品も多かったので今度ぜひ読んでみたい。作品の一番最初にヴァン.ダインを持ってきてくれたのが特にも嬉しかった。

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2023/09/23

2021/4/11読了 元々、新聞のコラムに連載されていたエッセイをまとめたもの。古今東西の名作ミステリのキャラクターを数多く紹介頂き、これを読んで新たに購入した本は一体何冊になったことやら? 各キャラクター毎にイラストも載っていて、とてもお洒落で凝っている。

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2023/07/11

新聞連載をまとめた一冊。 ミステリ本を登場人物にスポットを当てて紹介している。 ミステリの紹介だから、当然探偵役となる人物が多いけど、犯人や脇役なども登場してバラエティに富んでいる。 基本は物故作者の作品を取り上げているので、読んだことのない作品がほとんどなので、気になったものを...

新聞連載をまとめた一冊。 ミステリ本を登場人物にスポットを当てて紹介している。 ミステリの紹介だから、当然探偵役となる人物が多いけど、犯人や脇役なども登場してバラエティに富んでいる。 基本は物故作者の作品を取り上げているので、読んだことのない作品がほとんどなので、気になったものを読んで見たい。 こうして知らない作品を知れるのはいい。

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2021/04/26

日経の日曜版で連載していたとき、毎週楽しみにしていたなぁ。このコラムを読んで知り、読んでみたいと思った本は多々あるし、実際に読んだ本もあったんじゃないかと思う。ときどき、ふぃっと読み返したくなる本だね。好きなミステリについて、誰かと語り合いたいときとかさ。

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2021/06/09

 目次を瞥見。ディー判事の名が目に入り、一も二もなく借りてしまう。  一気に楽しく読んでしまう。  あまたの名探偵を紹介する本は数あるが、本書は語り手やサブキャラクターや犯人から実在の人物まで網羅した上、初心者を引き込み、上級者を唸らせる好個のミステリ案内になっている。  ユーニ...

 目次を瞥見。ディー判事の名が目に入り、一も二もなく借りてしまう。  一気に楽しく読んでしまう。  あまたの名探偵を紹介する本は数あるが、本書は語り手やサブキャラクターや犯人から実在の人物まで網羅した上、初心者を引き込み、上級者を唸らせる好個のミステリ案内になっている。  ユーニス・パーチマンが入っているのは嬉しい。『ロウフィールド館の惨劇』は私が読んだ中で最も怖い小説。自動的に最も怖い犯人だ。  ディー判事を語る以上、作者ヒューリックによる微笑ましい自筆イラストにも触れていただきたかった。そこは残念。

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2020/12/17

楽しそうに語ること語ること。 連載の独自ルールが『故人の著書』ということもあり、私が苦手な「比較的古い」「外国」の作品が多かったけれど、それでも大変魅力的に思えてきた。古典に挑むつもりで読んでみるかなぁ。 すでに連載は終了しているようだけど、今回とは逆のルール(現役のミステリ)の...

楽しそうに語ること語ること。 連載の独自ルールが『故人の著書』ということもあり、私が苦手な「比較的古い」「外国」の作品が多かったけれど、それでも大変魅力的に思えてきた。古典に挑むつもりで読んでみるかなぁ。 すでに連載は終了しているようだけど、今回とは逆のルール(現役のミステリ)の紹介もぜひ読んでみたい。

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2020/07/17

古今東西のミステリーに出てくる探偵、怪人、刑事、ワトソン役、犯人について語ることを切り口に、ミステリーの面白さやあれこれを、著者の思うがままに述べたもの。結構古い作品が多いので、知らない人物がたくさん出てくるが、それでもその人物像が生き生きと伝わって来る。有栖川有栖さん、小説より...

古今東西のミステリーに出てくる探偵、怪人、刑事、ワトソン役、犯人について語ることを切り口に、ミステリーの面白さやあれこれを、著者の思うがままに述べたもの。結構古い作品が多いので、知らない人物がたくさん出てくるが、それでもその人物像が生き生きと伝わって来る。有栖川有栖さん、小説よりエッセイの方が上手じゃないの、と思うくらい。52人が紹介されている。泡坂妻夫の探偵亜愛一郎が出てきたので、ほほう有栖川さん、ちゃんと分かってるじゃないの、と偉そうにもつぶやいてしまいました。

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2018/01/12

有栖川有栖によるミステリのガイドブック。日経に連載されたものを再編集。敢えて、シャーロックホームズを二番目に、最後にアガサクリスティーをもってきているのが印象的。有栖川有栖が、小さい頃からミステリに傾倒していく過程が少し見えて、自身もハマった推理小説の昔が蘇る。そんな構成になって...

有栖川有栖によるミステリのガイドブック。日経に連載されたものを再編集。敢えて、シャーロックホームズを二番目に、最後にアガサクリスティーをもってきているのが印象的。有栖川有栖が、小さい頃からミステリに傾倒していく過程が少し見えて、自身もハマった推理小説の昔が蘇る。そんな構成になっている。ポワロ、ホームズはもちろん、名作そして誰もいなくなったの衝撃。明智小五郎などなど愛すべき孤高のキャラクター。 今となっては、人生の娯楽の一つだよなと思う。ストーリーとプロッティング、文章でミスリードしていく技法は、小説の中でももっとも構えた読者との戦いのよう。有栖川作品のファンでもあるので、ルーツが名探偵にあったりするのも始めてわかった。 忙しいと、つい本から離れてしまいそうだけど、またコーヒーと一緒にミステリを、なんて気持ちになるね。

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2018/01/07

表紙のデザインが目を引いたので、手に取った。 やっぱり、ミステリを書く人は、古今東西、様々なミステリを読んでるなー……。

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