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だまされないための「韓国」 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/05/04

p23 かつて韓国貿易の40%近くを日本が占めていた時代が長く続いていた。しかし、現在の韓国の対外貿易のなかで日本は6%しか占めていません。結果、経済のみならず政治面においても、日本の存在感が薄れるのは当たり前のことなんです p31 かつて日本は中国に対してもわかり合えるという...

p23 かつて韓国貿易の40%近くを日本が占めていた時代が長く続いていた。しかし、現在の韓国の対外貿易のなかで日本は6%しか占めていません。結果、経済のみならず政治面においても、日本の存在感が薄れるのは当たり前のことなんです p31 かつて日本は中国に対してもわかり合えるという幻想をもっていた。せいぜいこの手の幻想の対象になりえる相手は世界中で韓国と台湾くらいだと思います。 p72 この世で変わらないのは、変わるということだけだ スウィフト p104 慰安婦問題の解決 2つ分かれる 一つは外交的な解決 もう一つは、慰安婦の実態について学術的な立場から見解を発表したり、両国の市民が政府の外交とは無関係に自分の意見や解釈を発信したり表現したりする際の解決です。 p169 世界認識、時代感覚は、内在的に理解するしかない p170 鎖は一番弱い環で切れる a chain is no stronger than its weakest link p175 2015年の韓国の対外貿易額 対中国 輸出26%輸入20% 日本 対中国 輸出17% 輸入 25% 2013年日本の対外貿易依存度 35% 韓国 85% p219 コメンテータでたちが悪いのは、タレントさんのような明らかな素人ではなく、専門家のような肩書は持っているけど、実はまったく専門外のことに断定的に喋る人 p223 正しいという概念をめぐる認識ギャップがあるのだ、と双方がメタ認識したうえで付き合っていくしかありません。 韓国の正しい歴史認識とは、韓国の人たちから見て本来あるべき歴史認識に近い意味のものだから

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2019/09/14

この題名から予想されたとおりの〆(オチ) 「偏った言説に」だまされない まあ、そこは完全に予想通りなので、そこには「だまされた」感は無いw とはいえ、韓国に過剰に反応せずに…韓国だからと言うところで思考停止せずに、と言ってたのが、最後の〆で突然「電力供給網を韓国と共通化しよう」と...

この題名から予想されたとおりの〆(オチ) 「偏った言説に」だまされない まあ、そこは完全に予想通りなので、そこには「だまされた」感は無いw とはいえ、韓国に過剰に反応せずに…韓国だからと言うところで思考停止せずに、と言ってたのが、最後の〆で突然「電力供給網を韓国と共通化しよう」とか『日本で原子力技術者が足りなければ、韓国人原子力技術者を育成して招こう』とか平気で言い出す木村氏の方が、韓国よりよほど『訳がわからない』 これでは、戦略的価値を共有しなくても、『6%の経済関係』のために、韓国の起こす波風に対して日本は『配慮』して穏便に済ますべきって韓国側の主張そのままになってしまうぞ…<木村氏 なお、貿易依存度が圧倒的に高いのは日本では無く韓国(日本:28%、韓国:72%<2016)なので、その理屈なら配慮すべきはますます韓国だと思うのだが 韓国の言う『正しい歴史認識』は『韓国の脳内設定的に望ましい歴史認識』以外の何物でも無い。日韓間で共通の歴史認識とかあり得ないって、はっきり言ってるのにねえ。 浅羽さんとの違いは、世代の差なのか、個性の差なのか。 もう、韓国とは宗主国と植民地の関係じゃ無いんだから、距離を置きたいだけなんだよね。韓国の甘えにつきあう義理も義務も無い。戦略的利益の共有の前に、最低限の外交儀礼(ウィーン条約)を守れない韓国をまともに相手に出来るというのは、何をどう言っても無理がある。(そして、そもそも対北朝鮮についてでも、韓国と戦略的利益を共有』してると誰が決めたのかって話でね<そこから疑うべきかと

Posted byブクログ

2017/12/07

韓国を理解しようとすることについて、とても示唆に富む一冊です。対談集の形式で読みやすく、理解しやすい内容となっています。 情報というものの扱いについて、慎重さと客観視の大切さを感じさせられました。

Posted byブクログ

2017/11/05

専門の研究者2人が対談で明らかにする韓国の最新情勢に、目からうろこが落ちる。韓国というと、何かというと歴史認識と叫ぶ訳の分からない国という印象だが、問われているのは私たちの知的営みだと著者は喝破する。

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2017/05/14

良い本ではある。韓国の現状を理解しようとする姿勢と、現状を変えられないものとしてどう対応していくかという問いの立て方はそれぞれ妥当なものの、組み合わせると韓国の現状に肯定的でありすぎるように中盤にかけて感じた。まあ必要なことはこの本の姿勢であたっていくことであり、床屋政談的に断ず...

良い本ではある。韓国の現状を理解しようとする姿勢と、現状を変えられないものとしてどう対応していくかという問いの立て方はそれぞれ妥当なものの、組み合わせると韓国の現状に肯定的でありすぎるように中盤にかけて感じた。まあ必要なことはこの本の姿勢であたっていくことであり、床屋政談的に断ずることではないけど。そして終章ではきっちり、韓国をわかりあえるなどといった幻想を持たず地理的には近く利害を多く有する以外は他の国と同じ一つの国であると認識すべきと述べていたのでバランスは取れておるが。

Posted byブクログ

2017/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

韓国の『今』を知るには良い本だと思います。著書二人の主張は客観的な部分と、あまりにも韓国寄りの感情的な部分があり、学者にしては社会科学とは言えない主張ではあったので、そこを差し引いて読む必要があります。インタビュー形式ですから、感情的になるのも仕方ないかもしれませんが。編集が上手く、分かりやすくまとまっており読みやすいです。

Posted byブクログ