人生は生きがいを探す旅 の商品レビュー
友人が貸してくれた書籍のひとつ。 仕事に追われて自分のやりたいことや生きがいなどを考える機会が全くなかったが、この本を読んだことで、神谷の言葉を借りながら自分自身を見つめ直すきっかけになった。 同時に、神谷の人生を辿れた。 色んな人の言葉や経験に触れることの大切さを改めて感じた。...
友人が貸してくれた書籍のひとつ。 仕事に追われて自分のやりたいことや生きがいなどを考える機会が全くなかったが、この本を読んだことで、神谷の言葉を借りながら自分自身を見つめ直すきっかけになった。 同時に、神谷の人生を辿れた。 色んな人の言葉や経験に触れることの大切さを改めて感じた。
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日野原重明・監修&昭和人物研究会・編「神谷美恵子の言葉 人生は生きがいを探す旅」、2017.5発行。①生きがい感には幸福感の場合よりも一層はっきりと未来にむかう心の姿勢がある ②生活に変化がなくなると人間は退屈する。それは精神が健康であることの証拠 ③家庭の中で夫と妻だけが血によってつながっていないのは意味深い。彼らは生物学的につながり、人格的につながることによってのみ家族となる。
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この歳で初めて神谷美恵子という 偉大な日本女性を本を通して知った。 「本から」 詩人テニスンは「愛して失ったほうが、全然愛さなかったよりいいことだ」と 『イン・メモリアム』で歌った。 ノーベル生理学医学賞受賞者で生物科学者のセント=ジェルジ博士 「大いなるよろこびは研究そのも...
この歳で初めて神谷美恵子という 偉大な日本女性を本を通して知った。 「本から」 詩人テニスンは「愛して失ったほうが、全然愛さなかったよりいいことだ」と 『イン・メモリアム』で歌った。 ノーベル生理学医学賞受賞者で生物科学者のセント=ジェルジ博士 「大いなるよろこびは研究そのものにあるのです。結果にはありません。希望にみちて旅をしていること、そのことのほうが目的地に到達することよりもいいのです」 ジャンジャック・ルソー 『エミール』 「もっとも多く生きたひととは、もっとも長生きをしたひとではなく、生をもっとも多く感じたひとである」 ソクラテス 「何よりも大切にすべきは、ただ生きることではなく、よく生きること」
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精神科医であり、語学や文学にも秀でていた神谷氏。 その資質に驕ることなくひとりの人間として、いかによく生きるか常に悩み、自問自答されていたのだとわかりました。 私は常々、どんな環境にあっても人生で学ぶべき核となることは共通しているのではないかと考えてきました。 この本を読ん...
精神科医であり、語学や文学にも秀でていた神谷氏。 その資質に驕ることなくひとりの人間として、いかによく生きるか常に悩み、自問自答されていたのだとわかりました。 私は常々、どんな環境にあっても人生で学ぶべき核となることは共通しているのではないかと考えてきました。 この本を読んで、その考えは間違っていないのではないかと感じました。
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