降り積もる光の粒 の商品レビュー
色んなところの旅のことについてのエッセイ 1ヶ月とか色んな国に旅してるのいいなぁと思った 車が運転できない、極度の方向音痴とか同じだなぁと思いながら読んでた マリの女性の性的快感をなくすために性器切除が当たり前になってるの怖いなと思った 色んな国ごとに当たり前が違って不思議 ...
色んなところの旅のことについてのエッセイ 1ヶ月とか色んな国に旅してるのいいなぁと思った 車が運転できない、極度の方向音痴とか同じだなぁと思いながら読んでた マリの女性の性的快感をなくすために性器切除が当たり前になってるの怖いなと思った 色んな国ごとに当たり前が違って不思議 あとは即身仏の話も興味深かった 角田さんおすすめの本の章もあったり盛りだくさんの本だった
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旅行雑誌などに連頼されたエッセイをまとめた本。 角田さんの人柄、嗜好品、旅のスタイルがよくわかる。 今、この本に書かれているような旅をしてみたいと思う。
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旅から遠ざかっているので読んでみたのだけど、他人の旅行記を素直に楽しむことが出来なかった。 誰かのフィルターを通さず自分の目で耳で足で確かめてみたい。どうしてもそう思ってしまい残念ながら途中離脱。未評価です。 20代の頃、沢木耕太郎さんの深夜特急はあんなに夢中で読んだのに。何...
旅から遠ざかっているので読んでみたのだけど、他人の旅行記を素直に楽しむことが出来なかった。 誰かのフィルターを通さず自分の目で耳で足で確かめてみたい。どうしてもそう思ってしまい残念ながら途中離脱。未評価です。 20代の頃、沢木耕太郎さんの深夜特急はあんなに夢中で読んだのに。何でだろう。(嫉妬かなぁ…) 何もかも放り出して1〜2週間旅に出たい。
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旅行行きたくなったー! 以前ベトナムを旅行したことを思い出した。 ハワイのようなリゾート地はとっても魅力的だけど、東南アジアのあのごちゃごちゃしてる雰囲気が、異世界感があってとても新鮮だった。 また行きたいなぁ。 電車で行くのんびり長距離旅もしてみたいなぁ。 寝台列車も乗った...
旅行行きたくなったー! 以前ベトナムを旅行したことを思い出した。 ハワイのようなリゾート地はとっても魅力的だけど、東南アジアのあのごちゃごちゃしてる雰囲気が、異世界感があってとても新鮮だった。 また行きたいなぁ。 電車で行くのんびり長距離旅もしてみたいなぁ。 寝台列車も乗ったことないからとても興味をもちました。 とても素敵なエッセイでした。
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いつもの大好きな角田さんの楽しい旅エッセイ♪♪とウキウキ読んでいました、、途中までは。 後半からのカルチャーショックな題材にとんでもない世界があった事を知り心が張り裂けそうになったと共に無知だった自分を恥じてしまった。
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旅の中で、気づいたこと。 それは道中のことだけでなく、 人生について、ものの捉え方について ひろく深く繋がっている。 それが角田さんの旅エッセイの好きなところ。 ともに旅するように楽しみ、 感心したり、気づかされたりしながら 読み進めた。 ただ、最後の第四章は、ずっしりと 重...
旅の中で、気づいたこと。 それは道中のことだけでなく、 人生について、ものの捉え方について ひろく深く繋がっている。 それが角田さんの旅エッセイの好きなところ。 ともに旅するように楽しみ、 感心したり、気づかされたりしながら 読み進めた。 ただ、最後の第四章は、ずっしりと 重みがあった。 読み進むのも、かみごたえがしっかり し過ぎて、時に辛くなるほどに。 知らないことを知り、 その地の人に思いを寄せ、 新しい世界の地図を得る。 今いる世界の自由さに 思いを馳せて、その豊かさは どこからきているのか。 その豊かさが世界に行き渡るために 思うこと、できること。 とても大きな旅をしたような読後感。
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この時期だからこそ旅のエッセイ集ということで 紹介されていたので手に取りました。 角田さんの作品が好きで様々な作品を読んでいますが、 エッセイ集は数えるほどで、 中でも旅のエッセイは初めてなのでとても新鮮味がありました。 前半は旅全般に対してざっくばらんに書かれていて、 旅...
この時期だからこそ旅のエッセイ集ということで 紹介されていたので手に取りました。 角田さんの作品が好きで様々な作品を読んでいますが、 エッセイ集は数えるほどで、 中でも旅のエッセイは初めてなのでとても新鮮味がありました。 前半は旅全般に対してざっくばらんに書かれていて、 旅に対する思いが所々で同じような思いをする所があり とても親近感が湧きました。 後半の第四章ではアフリカ、インド、パキスタン、 東日本大震災後の三陸への再訪への旅のルポは 前半とはがらりと変わって重厚な内容でこちらは また違った意味で心して読了しました。 とある国での美食についての捉え方。 どれほど贅沢でおいしいものを食べるか、 ではなく、いかにしておいしく食べるか、力を注ぐということ。 「何」を食べるかではなく、「どう」食べるか、 ひとりきりで、おなかを満たすために口に入れる行為は 美しい食とはいえない。 好きな人と、信頼している人と、仕事をともにしている人と、 テーブルを囲み、言葉を囲み、時間をかけて食べて味わう、 これこそ美味しい食である。 これはコロナ禍の今では無理な話ですが、 本来の食事というのはこうゆうものだと思っているので こうゆうことを大事にしている国というのが良いなと思いました。 旅の仕方も時代と共に色々と多様化して 様々な変化を遂げていますが、 やはり角田さんと同じ世代を生きてきた人間にとっては アナログなものが好きだったり、ゆったりとした時間を過ごしながら 旅をする寝台特急北斗星の話題はとても興味深く 旅が良いと思えるものや旅から派生していった住まいについての 考え方がとても納得しまって思わず頷きながら読んでしまい とても楽しめました。 今は殆ど無くなってしまった寝台車や食堂車に改めて 乗りたくなってしまいました。 第四章でのアフリカ、インド、パキスタンの旅を綴ったルポは 最近でもよく話題にになっている女性器切除廃止問題、 人身売買、性的被害などが綴られています。 以前このような題材を扱った本を読んだことがあるので ある程度のことは知っていましたが、それから暫くの 歳月が経っていてもまだこのような現状が変わらずに 未だにあるということがとても哀しかったです。 女性に生まれてきたというだけで、 何の意味も分からなく宗教や文化によって差別や身体的被害 などに遭ってしまったり、その他にも教育が受けたくても 受けられなかったりと現状はかなり深刻なものばかり。 角田さんが語っていたように このような事実を知ったからと言って、今すぐに 何かできるわけでもないが、 知らなければ、何かできることがあるのでは ないかと思うこともなかっただろう。 知らないよりも知ることが大事ということが 更に強く思えました。 この章は実際に現地に行かれた方のルポの方が とても現実味があり現地の女性や子供たちの 切ない気持ちが滲み出るので出来れば多くの方に 読んでもらいたいと思いました。 旅行は好きですがなかなか出かける機会がないので、 この作品を読んだら今すぐにでも旅に出かけたくなる 気分になりました。 旅をする時にまたこの本を読んだら 更に旅が楽しめそうな気がするので またゆっくりと再読してみたい一冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
共感できる話が多かった。安心して読める感じの文章も好き。 終盤に出てくるルポは,それをテーマにしっかりした本で発信されるべきことなんじゃないかと思ったけど,私みたいに何の気なしに選んだ人間が出会うことができるということで,このスタイルの方が良いのかなとも思う。
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旅が好きだけど旅に慣れない。美食を楽しむ日もあれば、世界最貧国で危険を感じることもある。それでも旅に出る著者の旅の美しい思い出を綴る珠玉のエッセイ。 前半は旅にまつわる楽しい思い出話が中心だが、後半の「アフリカ 声なきメッセージ」から、人間の思想や風習、倫理観について深く考えさせ...
旅が好きだけど旅に慣れない。美食を楽しむ日もあれば、世界最貧国で危険を感じることもある。それでも旅に出る著者の旅の美しい思い出を綴る珠玉のエッセイ。 前半は旅にまつわる楽しい思い出話が中心だが、後半の「アフリカ 声なきメッセージ」から、人間の思想や風習、倫理観について深く考えさせられる。
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降り積もる光の粒/角田光代 臆病で極端な方向音痴、切符を買ったり食堂の注文の一つすらわからず、おずおずしてしまうという著者。余裕綽々で楽しいと思わずに困っている時間の方が大きいのに旅を続けてしまう。20代の頃は時間が取れたが有名作家になって時間がどんどん取れなくなる中でも年に3...
降り積もる光の粒/角田光代 臆病で極端な方向音痴、切符を買ったり食堂の注文の一つすらわからず、おずおずしてしまうという著者。余裕綽々で楽しいと思わずに困っている時間の方が大きいのに旅を続けてしまう。20代の頃は時間が取れたが有名作家になって時間がどんどん取れなくなる中でも年に3回は海外に行ったりするという。 疲れるし困るのになぜ彼女は旅をするのか。それは旅を終えたときに気がつくキラキラと光を発しながら自分の家に降り積もってる光の粒。それは時間が経てば経つほど輝きを強くするという。そのことを知ってしまった人はどうしようも旅に出たくなるという。取り憑かれてしまうとだと。 彼女は旅の途中で何か情報を得るという効率を求めた旅はしていない。そういうことではなく疲れたり困ったりばかりしている。その際の心の動き微細な動きを実に細かく観察しているところがすごい。一方で他人任せの旅というのも否定していない。角田さんの旅論だこれは。 名文家だけにうまくまとめられているけど、こうしたあまり冴えない旅をここまでキラキラとした光として描いてしまう筆力はやはり大変優れている。 だけど私自身が年を取って色々な旅を経験をしているせいかやっぱりぬるいなと思ってしまうし、なんでそんなとろいのかと思ってしまったりした。もちろん効率を重視した旅になってしまってるから彼女の描き出そうとする光というのは気がつけば降り積もってはいるけどもう、こういった降り積もり方しないんだなと思って少し寂しくなった。4章は一転して途上国の大変な立場にいる女性達の様子をNGOの人達に誘われてルポするというものだった。三陸の話を目当てに購入して読んだのだけどもそれは数ページしかなくてあれっという感じだった。
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