人魚姫のごめんねごはん(1) の商品レビュー
人魚姫のお友達弔い海鮮三昧コメディ第一巻。 人魚姫が魚(友達)を喰らうという基本設定自体がすでに飛んでるんだけど、そこに結構すれすれのパロディや、ブラックユーモアをトッピング。面白いけどちょっと行く末が心配になる作品(笑) 後半で人間界との交流基点できて、今後ストーリー面の深堀...
人魚姫のお友達弔い海鮮三昧コメディ第一巻。 人魚姫が魚(友達)を喰らうという基本設定自体がすでに飛んでるんだけど、そこに結構すれすれのパロディや、ブラックユーモアをトッピング。面白いけどちょっと行く末が心配になる作品(笑) 後半で人間界との交流基点できて、今後ストーリー面の深堀もあるのかな? 本巻のネタはカツオ、マグロ、タラ、キス、タイにフィッシュ?バーガー。
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これは・・・如何せん、攻め過ぎなのではないだろうか ブラックユーモアが強すぎて、一瞬、笑っていいのか、迷ったほどだ 食漫画の可能性は、まだまだあると思っちゃいたが、これほどまでの作品を生み出す猛者がいたなんてなぁ。やっぱ、漫画家ってのは凄い しかし、よくよく考えりゃ、魚が魚を食う...
これは・・・如何せん、攻め過ぎなのではないだろうか ブラックユーモアが強すぎて、一瞬、笑っていいのか、迷ったほどだ 食漫画の可能性は、まだまだあると思っちゃいたが、これほどまでの作品を生み出す猛者がいたなんてなぁ。やっぱ、漫画家ってのは凄い しかし、よくよく考えりゃ、魚が魚を食うってのは、弱肉強食っつーよりは食物連鎖であって、残酷ではないよな 可哀想って感じるのは、ヒロインの人魚姫・エラが魚よりも上の立場にいるからだ。命は他の命で保たれるんだから、そこに同情する必要はない。生きるためには食べねばならないのだ、魚だろうと、肉だろうと、野菜であろうと 何だかんだで、エラが友達を美味しく食べちゃっているのもグッとくる 先にも書いたが、エラは海って戦場じゃ、強者の域にいるんだから、魚を美味しく食べた所で責められる筋合いはないし、それを咎められる事にビクビクする必要はこれっぽちもない そもそも、人魚は人間でもなけりゃ、魚でもない、どちらかと言えば、魔物なんだから、友達を食べるってコトにはならんのではないだろうか まぁ、背徳感と罪悪感に潰されそうになりながらも、食欲に呆気なく惨敗するエラのメンタルの弱さは見ていて、実に楽しい 登場する魚料理も、その回で人間に釣られたエラの友達の美味しさを、特に引き出す調理法で作られており、両先生とも分かってるなあ、と思う しかし、この『人魚姫のごめんねごはん』で、読み手を最もギョッとさせているのは、エラの友食い以前に、ちょいちょい挟まれてくる、パロディや小ネタだろう。むしろ、こっちの方で関係各所からお叱りを受けるんではないか? 終盤では、人魚姫がヒロインのお話らしく、人間の男とも少し絆が出来ており、これからの展開が、どっちに運ぶのか、楽しみである 図太いエラなら、惚れた男が他の女と幸福になる事を願って、泡に還るようなラストは迎えないだろう。それだけに、読み手の期待をイイ意味で裏切れるか、プレッシャーはありそうだ 個人的にツボったのは、正体が気になる6話。ただ、掴みとしてバッチリな1話を、ここはお勧めしたい この台詞を引用に選んだのは、大罪を犯しながらも、エラは友情への感謝を失っていないな、と感じたので。食べちゃった友達は、戻らない。ならば、せめて、「美味しかった」と思ってやるのが最大の供養。彼らの旨味は、エラをもっと美しくするに違いない
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人間に釣られてしまい、おいしい姿になった仲間をかわいい人魚姫が食べる漫画。冷静に考えると魚同士で共食いしててものすごいマンガ。だけど、お魚のおいしさには勝てないよね。読むとお魚がものすごく食べたくなる。
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