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恋愛仮免中 の商品レビュー

3.4

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2022/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 5人の作家による「恋愛仮免中」、2017.5発行。奥田英朗「あなたが好き」と原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」が気に入りました。

Posted byブクログ

2022/03/20

良く考えたら印象の薄い話ばかりだったので☆2つに。 本屋さんの福袋に入っていた本。自分では絶対選ばないからうれしかった。 どれも「恋愛ってこういうことあるよね」が共通の感想。一見不幸に見えてハッピーエンドみたいな不思議さが恋愛にはときどきある。前半4名の皆さんはその絶妙な空気...

良く考えたら印象の薄い話ばかりだったので☆2つに。 本屋さんの福袋に入っていた本。自分では絶対選ばないからうれしかった。 どれも「恋愛ってこういうことあるよね」が共通の感想。一見不幸に見えてハッピーエンドみたいな不思議さが恋愛にはときどきある。前半4名の皆さんはその絶妙な空気感が上手だなと感じた。 さて中身。想像より良かった。一番は奥田英朗さん。初めて読んだけど作家さんだけどちょっとイメージと違う(いい意味で)文章で、他の作品も読んでみたくなった。 次に原田マハさんもさすが。京都に行きたくなった。あと親子・家族の描写書かせたらほんとにお上手。 その次は荻原浩さん。 若干弱かったのは窪美澄さんの作品か。この話は短編じゃない方が面白そう。 中江さんはちょっと、文章がこなれていないのが残念。なんとなく先が読めてしまう展開も含め、他の4名と比べたらやはり見劣り感が否めなかった。 そして文庫の表紙デザインだけが謎。 もっと他にあっただろうに!猫…?

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2021/02/13

5人の作家さんの短編。それぞれ面白かった。 アンソロジーで作家さんの作品がきにいったらその作家さんの作品を読んでみるきっかけになる。読書幅がひろがる。 広がりすぎて積読がたまっていく。。。

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2021/02/07

どの話においても特別では無くありふれた日常を切り取っているからこそのリアリティとか、ドラマチックとは違う無機質さや暖かさがあって、ハッとした時にジーンとする。 どの作品も凄く好きだけど、シャンプーは凄く読んでいてジンときた。

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2020/07/05

好きな人だとゲップでもオナラでも許せる。好きじゃないと許せない。そういうことなんじゃない?私のファーストプライオリティは自分が楽しく生きることだから。 そうだなー。 死別、相手の病気を看取るって辛いなぁ。 辛い時誰かが味方になってくれるって心に染みるんだね。

Posted byブクログ

2020/03/05

前からの気になっていた本。図書館で見つけて読めた。いいタイトルだな。恋愛どっぷりの者もあれば、回想のようなものもあり。マハさんのお話はやっぱり好き。

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2019/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家五人による恋する気持ちを主題にした集。 それぞれの作品に男女、世代が違う主人公が人に恋する、好意を持つ気持ち、行動が描かれる。恋愛感情というものは年代、世代、男女を超えて読者に共感を与えるものだと感じる。どの作品も心に残るものだった。

Posted byブクログ

2019/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

奥田英朗はずっと気になってたけど実は初めて。 結構すきなので他の作品も読んでみようかなと思った。 他はまあまあ普通。 好きになった人が母親の恋人だったっていう中江有里「シャンプー」は切なくて嫌いじゃない。

Posted byブクログ

2018/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家5人の恋愛小説アンソロジー。 奥田英朗「あなたが大好き」 3年越しの恋人が無断で会社を辞めてショックを受け、結婚を焦るOL。ネパールとインド旅行のメールに切れて別れのメールを出す。紹介された公務員、最初はよかったが上目線キャラに気が付き。交際を断る。元カレにメール。帰国して誤りメールを出すところだった。 、人の 数だけ、恋の形はある。豪華恋愛アンソロジー。、など、全5編を収録。 窪美澄「銀紙色のアンタレス」 高校生が祖母の家に一人で海水浴へ。祖母の隣人の娘が赤子を連れて帰郷。夫の浮気が原因。人妻に恋をする 幼馴染の女子が祖母の家におしかける。美人になっていた。告白されるが断る。翌日、帰った。 人妻に告白、ありがとうと言われる。夫が迎えにきて人妻は家に戻った 荻原浩「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」 幼馴染で男みたいな女子と星を自宅二階で見ていた。 アポロブームで天文ファン。 交際すようになり、結婚。妻は余命半年で入院中。 昔話をしながら看病している 原田マハ「ドライビングミスアンジー」 部下の不始末で専務だった京都の会社を退職。辞表出したが、受け取られず。懲戒処分。京都でタクシー運転手 突然タクシー運転手になった父に娘は不満 結婚を機に家にめったに来ない 英語が話せるので重宝。1日コースをよく担当 白人の老婆が迷っていた。タクシーで案内することになった。最終日は羽田までと言われたが、説得して新幹線にのせた。娘から連絡がきた。孫娘の名前をつけてくれ 中江友里「シャンプー」 両親が離婚。床屋を営む父との面会はシャンプー 海で知りあった21才は美容院でシャンプー係 虐めにあう。シャンプーをしにいくと。自分も虐めにあったと言われる。自分で解決しろ。自分は頭を金髪に染めた。髪を真っ赤に染められた。 虐めがなくなった。父の床屋に行き脱色してもらう 夏の日、大人の異性との出逢い に心を震わせる少年と少女。長年連れ添った夫婦の来し方、そして行く末。 残り時間の少ない夫婦…。 人の数だけ恋 の形はある―。人の心が織りなす、甘くせつない物語の逸品

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2018/03/14

<内容紹介より> 人気、実力とも当代随一の作家5人が腕を競う、恋愛小説アンソロジー。3年越しの恋人が無断で会社を辞めてショックを受け、結婚を焦るOL。夏の日、大人の異性との出逢いに心を震わせる少年と少女。長年連れ添った夫婦の来し方、そして行く末。人の数だけ、恋の形はある――。人の...

<内容紹介より> 人気、実力とも当代随一の作家5人が腕を競う、恋愛小説アンソロジー。3年越しの恋人が無断で会社を辞めてショックを受け、結婚を焦るOL。夏の日、大人の異性との出逢いに心を震わせる少年と少女。長年連れ添った夫婦の来し方、そして行く末。人の数だけ、恋の形はある――。人の心が織りなす、甘くせつない物語の逸品。 ―――― どの作品の程よいボリュームですらすらとよむことができました。甘酸っぱい「有川浩」的な恋愛要素を求めて読むと、少し肩透かしを食うかもしれません。 もちろん、恋愛特有の甘酸っぱさはあるのですが、「ベタベタ」した感じはなく、どの作品もスッキリとしています。 大きなどんでん返しがあるわけでもなく、どちらかというと淡々とつづられている印象ですが、だからこそリアリティがあるというか、実際の体験や経験を思い出しながら読むことができました。 思春期の中学生男子とかでも、大きな抵抗感を抱くことなく読めるのではないでしょうか。

Posted byブクログ