リーダーの教養書 の商品レビュー
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日米エリートの差は教養の差だ! 進化生物学、医学、数学などの理系科目から、歴史学、日本近現代史、哲学といった文系分野まで、11の分野で活躍する人たちが「知的筋力」を鍛える骨太の130冊を紹介する。 これに紹介された本を読んでみようと思う。
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どの推薦者も、自分が勧める本の紹介が卓越だ。それは、内容の要約がうまいとか、その本の価値の表現が巧みなのではない。推薦者の魂が揺さぶられた感動の余韻、著者の経験を追体験したことで、引き込まれてしまって今ある自分が迷い込んだ人生からの眺めが見事に伝わってくる。 各本の紹介文は60...
どの推薦者も、自分が勧める本の紹介が卓越だ。それは、内容の要約がうまいとか、その本の価値の表現が巧みなのではない。推薦者の魂が揺さぶられた感動の余韻、著者の経験を追体験したことで、引き込まれてしまって今ある自分が迷い込んだ人生からの眺めが見事に伝わってくる。 各本の紹介文は600文字と短いのに、各推薦者は、見事に各本のもつエネルギーを凝縮した言葉に自分の願いを込めて差し伸べてくる。 そして、この本の構成が良く練られているのも感じる。各選者が予め本を推薦する前に、『読書』が紡いでくれた世界観に礼を言うかのように語る4ページの存在が良い。このたった4ページだが、『読者』という行為がそれぞれの行為者の中で思いもよらぬ輝きを放ち、方向性と力を与えてくれる予感が漂っている。 そして、本の初めに『読書』といえばのおふたりのが、何気なくこの本を手にとった者を奥へ奥へと引き込んでいく怪しい会話を繰り返していく。 ただ単に専門分野の達人達が教養書を紹介するというのではなく、それぞれが自分が読んできた数ある本の中から、『選りすぐった本』を紹介しているのが伝わってくる。 各選者が『ひとりビブリオバトル』をして本棚に並んだ幾冊の本を闘わせている姿が想像される。そしてそこに勝ち残った準々決勝進出本だ。 佐々木紀彦氏が『教養』に着目するに至った環境とそれを与えた経験が結実した本だと思う。 『News Picks』の編集長としての声はTBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ 』金曜日 耳にするだけでしたがこれからも期待したい。 *『ニューズピックアカデミー』も良い発想だと思います。この本の様に関わる人たちのメンタリティを高く維持し続けることが要になると感じています。頑張ってください。
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リーダーの教養書、専門家の書評あり、色々本を読んで改めて勉強をしたくなった 色々読んで勉強し、経験を通してしっかりと考え、自分の普遍的な価値を作り上げたい 普遍的なものを、自分の中に持つ 要するになんなのか 欲望への反応速度を遅く ゆっくり急げ 最終的には自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を言うために、一生懸命勉強しているのです。 首尾一貫した人はいない、誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている 人、本、旅 したいことと同時に、しないことも考えろ 一つに絞る フランス革命の省察、人間はアホだ 想像の共同体 近代世界システムI、II 地中海、長波、中波、短波、天の時、地の利、人の和 第二次世界大戦1939-45 昭和史、半藤 歴史、ヘロドトス 1943 世界を変えた大陸間の交換 サピエンス全史 宇宙からいかにヒトは生まれたか アンダルシーア風土記 三國志逍遥 ヒトラー スターリン 赤い皇帝と延臣たち クアトロラガッツィ サミングアップ 道徳感情論 アメリカのデモクラシー 日本永代蔵 プロフェッショナルマネージャー、ハロルド 最終戦争論 古事記 予想どおりに不合理 ファスト&スロー いつも時間がないあなたに その問題、経済学で解決できます。 経済学者 日本の最貧困地域に挑む 多数決を疑う 経済学私小説 定常の中の豊かさ 意外と会社は合理的 人びとのための資本主義 人材覚醒経済 自分ごと、として読む 企業変革力 リーダーシップの旅 ビジョナリーカンパニー2 徹底のリーダーシップ 結果を残すリーダーはみな非情である 後世への最大遺物 イノベーションオブライフ ハーバード流 逆転のリーダーシップ ワークルールズ ライフシフト 坂の上の雲 城下の人 橋川文三著作集 杉山メモ 話の屑篭と半自叙伝 半生の記 抱擁家族 無思想の思想 明治大正史 世相篇 金閣寺 鏡子の家 進化の教科書 進化は万能である 持続不可能性 外来種は本当に悪者か? 銃、病原菌、鉄 文明崩壊 昨日までの世界 言語を生み出す本能 暴力の人類史 人類がたどってきた道 遺伝子の社会 キャズム 明日を支配するもの スティーブ・ジョブズ 理科系の作文技術 コーポレートファイナンス イノベーションのジレンマ 数学とは何か?心が数を創り、操る仕組み ユークリッド原論とは何か 数学記号の誕生 無限小 世界を変えた数学の危険思想 チューリングの大聖堂 ロジコミックス ラッセルとめぐる論理哲学入門 数の日本史 われわれは数とどう付き合ってきたか 素数の音楽 プリンストン数学大全 岡潔 数学の詩人 人体600万年史 破壊する創造者 免疫の意味論 睡眠の科学 健康第一は間違っている ワクチンは怖くない 代替医療のトリック 承認をめぐる医療 決められない患者たち 脳にいい本だけを読みなさい 死すべき定め ソクラテスの弁明 方法序説 パンセ 道徳の系譜学 プラグマティズム 論理哲学論考 啓蒙の弁証法 監獄の誕生 マインド 心の哲学 哲学ってどんなこと? ウンコな議論 人間の将来とバイオエシック 自分が何を支えにして、何を原動力にして生きていくか 内的に自分を動かすものが何かを突き詰める 宗教ってなんだろう? 日本人はなぜ無宗教なのか 日本宗教史 日本的霊性 日本の思想 1年で聖書を読破する プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 宗教の理論 思いやり 煩悩リセット稽古帖 である、より、する、を考える
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「書籍から得られる情報は、すぐに何らかのアウトプットにつながるわけではない。しかしボディブローのように自らの思考に影響し、それは長期的にはパフォーマンスに影響する」 「リーダーの教科書」という本からです。 ずばり、日米エリートの差は教養の差だとして「知的筋力」を鍛える骨太の1...
「書籍から得られる情報は、すぐに何らかのアウトプットにつながるわけではない。しかしボディブローのように自らの思考に影響し、それは長期的にはパフォーマンスに影響する」 「リーダーの教科書」という本からです。 ずばり、日米エリートの差は教養の差だとして「知的筋力」を鍛える骨太の130冊を歴史家、経営者、生物学者、数学者など多方面からなる各界の著名人が紹介しています。 人はいろいろな物事に囲まれて生きていて、その中で自分の価値基準に照らして、その人なりの意見や考えが出てきます。その自分自身が関わる事象について、自分が自由に考えるだめの基礎となるものが「教養」だと本書で書かれています(経済学者・楠木健さん)。 その教養を身につけるのに一番手っ取り早いのが、読書というわけですが、本書では各界著名人薦める「これぞ」という骨太の本が満載です。 冒頭の言葉は、元マイクロソフトでWindows、Internet Explorerを開発し、現在はIT企業を経営している中島聡さんの言葉です。 IT分野で読書とは、あまり想像できませんでしたが、プログラムを開発するにしても、深い洞察や思考力が求められ、読書を通じで教養を深めるのは重要だということです。 読書に関する考え方、向き合い方は分野に関わらず共通なものだと、本書を通じてよくわかりました。 読書に対するモチベーションがあがる本とも言えます。 ぜひ読んでみてください。
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いろいろな専門家がそれぞれの視点で選書された 教養書の紹介。何冊かは読んだことがある本。たぶん 紹介されている130冊中ちょうど一割の13冊が既読の 本でした。まだまだ読むべき本の1割りしか読めていない ということなのかと。。 全部は読む気はないですが、いろんな本を選書して 読ん...
いろいろな専門家がそれぞれの視点で選書された 教養書の紹介。何冊かは読んだことがある本。たぶん 紹介されている130冊中ちょうど一割の13冊が既読の 本でした。まだまだ読むべき本の1割りしか読めていない ということなのかと。。 全部は読む気はないですが、いろんな本を選書して 読んでいって結果的にいろんな古典を読んでいければと 思います。
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